・・・ここの所、表題の「太陽光発電業者の脱税」が度々報道されている。
当初、我々素人は「太陽光発電」を自宅に設置しても、先行きどうなるものかわからない程度の認識だったが、最近、脱税で捕まっている人たちにとって、「太陽光発電」ほど美味しい制度は世界に類のないものと映ったらしい。儲けの感の鋭い人たちは制度が始まった時に群がって権利を取得したらしい。
儲けが見える人にとって、転売するだけで、利益の出る商売ほどおいしいものはないわけです。
実際、新聞報道によれば、全国で、追徴課税を受けた法人・個人は約200件あるとのことで、転売で儲けた人たちは、この何倍もいるはずである。
脱税で捕まったある太陽光発電業者は、2012年度に始まったこの制度で、投資をせずに、田舎の町村に、太陽光発電の手続きをするだけで、売電権利のみ取得し、より売電利益が美味しくなるまで、寝かしておいた2016年にその権利を3億円で売って、金儲けしたらしい。
其の3億円はわれわれ、一般市民の電気会社から払う電気代から出ている金である。
政治家、官僚が駄目だと、我々国民のお金は、こんな人たちに食い物にされるわけです。