ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

赤外線撮影で古墳を見つける

2018年12月13日 07時10分40秒 | 日本古代史

・・・以前から、近所の住人から、地形的に見て、古墳ではないかと云われていた場所を、最近になって、公的な発掘や上空からの赤外線地形撮影で、ほぼ古墳であることが確認された。

  

  上の写真はインタネットで見た赤外線レーザーの地形撮影写真です。 下の写真はグーグルの航空地図写真です。

   

  このように、実際の上空からの写真を見ると、前方後円墳の形は古墳であることは間違いなさそうに見えます。

  写真の上部にある、整備された稲荷森古墳は全長96mの大きさです。 
  新しく発見された南森遺跡が古墳だとすると全長161mあるようです。

  今まで東北地方で一番大きい前方後円墳は、此処から東に行った仙台空港近くの雷神山古墳で、全長168mだそうなので、新しく発見された古墳もほぼ東北一の大きさと云える。

  グーグル地図で見てみると東北全体の中から大きい方である仙台平野と米沢平野にこれら東北一のこれだけの大きさの古墳があるのも、古墳時代の食糧生産力の点から納得できる。

  いずれも、前方後円墳で古墳時代中期の築造で、大和の朝廷と関係のある豪族の規格化された墓と考えられる。

  これからの時代、ドローンや、赤外線撮影機器が普及して、日本全国で、こうした新しい古墳の発見があるのではと想像すると、考古学に興味のある一般人としては、楽しい期待です。

コメント
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