・・・読んでいて、つい笑ってしまう新聞記事を紹介する。
記事の日付は、昨日の朝日夕刊の記事です。
上の写真の内容が、この記事の大筋を表している。
つまり昔から「蛇に睨まれたカエル」という「たとえ」があって、誰でも知っている。
それを、京都大学の基礎生物研究所の研究チームが「通説」を覆す説、つまり「カエルがジッとしているのは生き残り作戦の行動」であるとカナダの科学誌に論文投稿したという話である。
研究者はシマヘビとトノサマガエルを対面させて、各々の動きを、ビデオで撮り、行動を分析した。
蛇とカエルが対面して動かないのは、各々が一度、行動を起こすと、どちらも途中で動きの方向や速度などを変化させることができない。
そのため、相手より、後に動くほうが有利であるため、蛇とカエルの、にらみ合いになるらしい。
ただ、間合いが10センチを切ると、この関係は成り立たずカエルはすぐに逃げ出すそうです。
この記事を読んで、こんなことを研究して、科学誌に投稿する仕事のある事の面白さに、つい笑ってしまった。