ジョギングはシャンパンの味

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「小日本主義」の勧め

2023年08月27日 18時42分12秒 | 新聞・ラジオ・テレビ

朝日新聞に「多事奏論」という編集委員が書く論説がある。

27日付の記事を上に載せる。

私の目をひいたのは湛山なら?という文字です。
石橋湛山は元首相だけでなく、ジャーナリストであり、エコノミストでもあった人で、今の政治家の小ささや、魅力のなささに呆れている人間としては、魅力のある政治家である。

中身の文章を読んでいる中で、今の政界で、面白い政治家がいる事を知った。
その人は立憲民主党の「篠原孝氏(75)」である。
いささか、年をとっているが、年だけ考えればアメリカの大統領より一回り若い。

記事によると、彼は今から、半世紀前に、若い官僚だった頃に、石橋湛山の唱えた「小日本主義」という考えに強く共感して「小日本主義の勧め」という論文を発表した。

その言っているところは、資源枯渇、高齢化、東京への人口集中などの問題は、これから、世界の各国が抱える共通問題である、だから、日本は各国に先駆けて競争原理から、共存原理にへ展開し、大国主義から、リサイクル産業国家を目指す国運営をすべきという考え方が、「小日本主義」論だそうである。

細かいところは私は直接、この論文を読んでいないので、わからないが、少なくとも、この新聞記事の内容には、この政治家はまともだと思った。

今、この篠原氏の考えに賛同し、石橋湛山研究会なる集まりが、与野党の議員で始まったことをこの記事で知り、楽しみにしているしている。

コメント
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