・・・今日も新型コロナウィールスス関連のテレビを見ていて、インフル用薬剤「アビガン」が90パーセントの確率で軽症患者には有効であったという研究報告が報道されていたが、使うにはまだ、厚生省の役所審査が必要だと述べていた。
日本における役所行政は<、今回のようなコロナウィールス対策業務では却って邪魔をしているようだ、早くやろうという感じが、うかがえないので、国民の支持は、今のままでは得られない。
さて、先日の新聞に、今日の主題のBCGワクチン接種はコロナウィールスに効くデータが掲載されていた。(下表)
上の絵が、新聞に掲載されていた「BCGワクチン接種の実施の有無とコロナウィールス感染率との関連」グラフです。
BCGワクチンは、ご承知のように結核菌を弱毒化させた生ワクチンです。
約100年前に仏パスツール研究所で開発され、接種している国と、していない国、接種を中止した国がある。
子どもの結核を防ぐ効果は専門家の間で合意が得られているが、大人への接種効果はまだ議論があるためだ。
米ニューヨーク工科大の研究者らは3月末、各国の3月21日時点での新型コロナウイルスの感染者数や死者数の人口比と、BCGワクチンの接種状況を比べ、感染率や死亡率は、接種していないイタリアやベルギー、米国などで、接種している国々よりも統計学的に有意に高かった。
上の図を見ればその結果はよくわかる。
しかし、科学的にコロナウィールス予防効果は確認されておらず、WHOは12日、現時点では推奨しないとする見解だそうです。
上のインフル用薬剤「アビガン」の日本における場合と、その状況は、よく似ている。
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