朝の新聞を読んでいると、いつも同じ筆者が、今生きている社会の改善すべき事柄について意見を述べるコラムがあります、名前は「多事奏論」といいます。
過去にもこのブログでこの欄について何度も紹介したことがあります。
この欄を担当する記者の中に、前に放送されていた朝ドラ「虎に翼」をテーマにしていた女性記者がいました。
記事のテーマは朝ドラの主要人物であるヨネという女性のことであります。
ドラマを見ていた人はすぐにわかったと思いますが、その女性は服装・言葉使い・行動などが一般的男性と同じなのです。
この朝ドラが戦前に虐げられていた一般女性が、戦後に性に対する同一権利を有して行く過程を描いているので、先ほど紹介したヨネはそれを戦前から早どりした男性的な女性なのです。
言われるまでもなく、性によって差別を受ける例は、私たちの身の回りでも、たくさんあります。
私の姉も長女であるからという理由で、親の補助が受けられず大学進学を一時諦め、高校卒業後、勤めて、自分の力で働きながら短大に進学しました。
振り返って、私の妻の場合も、大学進学に親の意向で、自分が行きたい大学にも行けず、また在学中の外国留学も許可が出なかったために断念したと聞いています。
こういうようなドラマの中のヨネと同じような境遇であった女性の話は今でも聞く話でであります。
しかしながら、こんな差別はいまは少し改善して来たとおもいます。
今後こういうことは、時とともに、少しずつ改善して行くことと思います。
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