・・・さいきん、ホテルや有名なレストランで、表示とは違う食材を使っていることが、世間に知られて、責任者が報道の場で、謝罪している、画面をよく見かける。
一昔前の、コンプライアンスなどという言葉が一般化されて無かった時代では、そう云うような、まずい事もありうることは、ある程度みんな承知していた。 しかし、グローバル化が進み、社会ルールが異なる国同士の付き合いが、普通になってきて、言葉でなく、契約や、法律がまずありきな社会に、日本も仲間入りした、二十年くらい前から、企業経営の考え方がずいぶんと変わってきた。
私が属していた、自動車製造関連では古くから、輸出が主体なので、コンプライアンスなどを考えて仕事するは、常識であった。 法令順守は当たり前のことで、経営理念には必ず、『公正・適切な企業活動を通じ社会貢献を行なう』と書かれており、企業の立ち位置を明確にしていたものである。
しかし、今の時代になっても、公の場で、謝罪するような事態に陥っている、企業は国内の日本人を相手にする業界などは、お互い日本人同士、これくらいは、なあー、なあーで理解してもらうなどという甘えが経営レベルでも存在していたと云う事です。 こんな状態は日本が、グローバル化から、とても遅れている社会の部分である。
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