・・・最近のテレビには、北朝鮮の最高指導者の姿が良く画面で見られるようになった、 そして、その時に、彼の妹も権力に参加していて、よく一緒に、画面に見られる。
その画面を見ながら、日本の古代史の本を読むのが趣味の私は、日本の古代では、権力者の王制に、ヒコヒメ制と呼ばれる制度があり、邪馬台国では女王のヒミコが王で、祭祀的支配を行い、卑弥呼を補佐する男弟が卑弥呼の意思を政治の現場で執行したことが伝えられている。
記紀伝承にも、ヒコ・ヒメ制のヤマトヒメとヤマトヒコすなわち日本の女性統治者と男性統治者を意味する名前も11代の崇神天皇の頃、前後に見られる。
今の、北朝鮮の政権(王政)も、古代では、戦に強かった高句麗国、ヒョットとしたら、キム・ジョンウンは妹の補助で、仕事をしているのかもしれない。
彼は、周囲の側近を信用していないようだし、とても孤独に決断しているはずだから、肉親の同母の妹だけを近くに置いて相談しているようだ。
実際、朝鮮半島の南、韓国では大統領が陰の実力者の宗教家の云うがままに動いていたらしいことを考えると十分ありうることです。
もともと、権力者の孤独・側近が信用できない、秘密性などを考えると、何処の独裁国家でも、ヒコ・ヒメ制はよくありうることなのかと思う。