先日、青いバナナを手に入れた。
←実際は写真より緑色。
普段スーパーでは黄色いバナナしか目にしないけれど、日本へは黄緑色のバナナしか輸入されていないって知ってた?
植物防疫法っていう法律があって、青い未熟なバナナの輸入しか認められていない。
そして輸入したあと日本で、ある程度黄色く成熟させてから市場に出回るのだ。
実は青バナナを手にしたのは初めて!
まず、皮ごとレンジでチンして柔らかくしてから食べてみた。
う~ん!!!まさしく芋の食感~~甘みもない。
でんぷんが糖に変わる前なので、甘くないし、じゃがいもみたいなんだろうな~
早速、その日のメニューの野菜シチューに入れてみた。
皮は包丁を使わないとむけないし、実は固い。
そう!果物のバナナと思うと「エ~ッ!?」って驚くことばかりだが、野菜と思えば何てことはない。
バナナの形をした芋だと思えばいいのだ。
そう思ったらあとは簡単!
カレーにも入れたし、おでんにもいつも入れる大和芋の代わりに入れた。
煮崩れしないのでバッチグ~ッだ!
今、バナナはとっても人気がある。
簡単に皮がむけて手軽に食べられるという点と栄養的に優れているということが皆に認知されたからだろう。
有名なスポーツ選手が試合前に食べているという話も聞く。
つまり、パワーの源であるエネルギーに変わる糖を沢山含んでいるが、その糖の種類が幾つかあって、すぐエネルギーに変わる糖やじっくり変わる糖をバランスよく含んでいるからだ。
簡単に言うと、すぐパワーがみなぎり、そしてスタミナ切れになりにくいという事だ。
骨や歯の形成に欠かせないマグネシウムや血圧を下げる効果のあるカリウムも多く含んでいる。
我が家もバナナは必需品だ。
小腹がすいた時にピッタリだし、朝の果物には手間がかからず忙しい時など皮ごと、どうぞ~!と出す。
時間がある時にはバナナヨーグルトにしてあげるけどね!
バナナ様様だ。
給食費を払っているんだから「いただきます」は言わなくてもいい・・・という親のことは随分有名になった。
けれどもお恥ずかしい話だが、ついこの間まで私は「いただきます」の意味を間違えていた。
勿論、感謝の気持ちは込めていた。
牛や豚などの動物や魚たちは命をいただいていると思っていたが、お米や野菜たちは、作ってくださっている農家さんたちに感謝!だったのだ。
だから、ベジタブル&フルーツマイスター(ベジフル)の授業で、講師が「野菜にとって食べて欲しくない時が人間にとっての食べごろ」と話された時は頭の中は???で理解できなかった。
そう!私は野菜を食べ物と思っていたのだ!
情けない話、勉強をしていくうちに野菜たちも一生懸命に生きているんだ!人間に食べられるためでは無く、子孫を残すために生きている生き物なんだ!ってことを知りました・・・反省と共に感動!
実際、ベジフルでの勉強は知って感動!知らなくて反省・・・の連続だった。
私たちは、さまざまな命に、そしてそれらに関わった沢山の人たちに感謝を込めて「いただきます!」を言うのだということを改めて思い知らされた。
今は生産の場と消費する場である家庭とが隔絶しているので、中々食べ物が生き物であるという実感が湧きにくい。
この歳になってから本当の意味がわかった私が言うのもなんだが、これからは子供たち、いえいえ私のような大人たちにも、本当のいただきますの意味を伝えていきたい。