オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【夏休み4日目】2010/08/29 「行け,大内宿へ! ねぎそばに!」の巻

2010年09月07日 05時25分00秒 | オズマ放浪の旅

 夏休みも一応最終日です。

 会社への休暇申請は8/31まで受理されていますが,さすがにMTで毎日ガコガコ乗っていると左足の中指の裏まで痛くなってきます。2009年の琵琶湖遠征は高速中心だったり,渋滞ゼロの田舎道だったので楽しかったですが,まあ,MTで久々に足がガクガクしてきたので,切り上げ帰宅としました

 でも。まだ,「会津ころり三観音」の最後に行っていないのです。ということで,例によって5時起床・6時スタートで,さすがに涼しい会津の道を東へ20キロほど移動します


最終目的地に着きました。中田観音です。


立派なのですが,仏様にはお会いできません

 ここは非常にわかりやすく,いや,実はどこも地図にしっかり載っていて,方向感覚さえしっかりしていれば,京都・奈良の「碁盤の目」までとはいえませんが,会津の町はクルマで移動しやすいですね。GPSレーダ探知機(ナビはありません)についている方位磁石が役立ちました

 さて,会津はかの「野口英世ゆかりの地」ですが.....,子供のときに伝記マンガを読んだ記憶があるだけ


そこでこういう看板で内容を確認します。

 すみません,野口先生。個人的に興味が湧かないので,ネタは取材していません(笑)。
 
 ボクは,どうも昔から伝記モノを読まなかったらしいです。
 
 代わりに,異様に図鑑(自動車・飛行機・生物・宇宙など)は好きで,実はいまだに約40年前の図鑑をもっていたりします。
 クルマはとくに貴重で,「トヨグライド」(トヨタが作ったAT)を子供ながらに「これじゃゴーカートじゃないか。男は1600GT,5MTだよー」と言いながら読んでいた根っからの1600GTマニアです


ふと渡るとそれは只見線の駅。もちろん無人。


鹿島線の時刻表が都会に思えてしまいます。
八高線なんて大都会かも。これじゃあ交通手段に
ならないっす


 地方のクルマ社会をつぶさに確認。料金案内をみて,とてつもない料金の高さに愕然。タクシーよりは安いですが,せめて1時間に1本ないと予定が経ち難いヨネ....。事情もわかりますが....。

 これで「ころり三観音」詣は終わりました。とあるごとに「抱き柱」なるもの(抱きついて望みを託すそうです)に抱きついて,1200年間の人々の信仰の重さも感じてきたつもりです。

 でも,まだ8時前なので,近くのお寺に行ってみます


法用寺・三重塔です。


仏都にきた,という実感が
ありますね。




お堂です。だーれも居なくて,お線香だけあげてきました。

 これでお寺参りという,マニアックな旅は終了
 
 小生,「歴女」なるほどの知識も何もありませんが,「仏像好き」だけの気持ちだけはいつも十分です

 出張にかまけて関西のお寺を廻ったのもいい思い出ですが,ええと,平泉にも出張を絡ませて行っています(笑)。当時の取締役の指示でしたからね。「そのくらいの余裕がないとダメなんだ」と。会社公認だったんですよ。その代わり,その取締役と同行でしたが,あのお方にお寺参りの面白さを教えてもらったと感謝しています。

 最後は本当のクライマックスです。標題にある「ねぎそば」目指して大内宿へ南下します


途中,大内ダムというのがあります。減水してません。
魚も見えません。涼しいですが。

 激しい峠道を,またまた2速全開で走ります。トランクに荷物があるせいか,後輪のトラクションがいい感じです


大内宿は参勤交代で栄えた宿場町です。

 この写真をみてわかるとおり,どこか白川郷と似ているところがありますが,こちらは全部が全部といっていいほどお土産店です


ヒエヒエのビール,飲みたい

 ビールを飲むわけには行かないので,愛想のよさそうなおじさんがいたお店に入ります。


まったくその通りです。ワクワクしまっせ。


まさしく手打ちしていましたが,帰りに撮影したら
終わってました。


 もちろん注文は「ねぎそば」(たしか950円)です。


ねぎで食べます。

 このおそば,個人的にはベスト3に入ります冷えているのでしっかり締まっているし,ダシは柔らかいし,ネギがなによりおいしいです。

 ただ,ネギ,いや,野菜大好きのボクにはネギばかり食べてしまうという欠点もありましたが,それはボクの食べ方の問題です。朝9時から営業しているというのもいいですねえ。


もちろん完食。

 ここでのお土産は,トチの実で作った「トチ大福」。これがまたオイシイです。おかげで家に帰ったら体重が....。書かないでおきましょう

 あとは新鶴スマートICを目指してまたまた峠道へ。GSで給油すると,現地移動が300キロ近いです。

 さて,満タンになった1600GTで,さすがに帰りは「1000円高速」を実感しますか。

 1700円で新鶴ICから川口ICまで戻って来れましたが,朝10時の,東京方面高速でもすでにかなりの交通量で,1000円高速の恐ろしさを,税金問題だけでなく実感しましたよ。

 東京にはそれでも4時間かかりました。あ,途中で1時間昼寝したので実質3時間ですが,所要時間だけをいうと関西と微妙ですね。彦根まで5時間かからないですからね...。

 はい,それでは夏休みレポート終了です。長文におつきあい頂きありがとうございました(実は途中で何度も制限字数1万字を超えて,ずいぶんハショリました