この放映があったのは,89年の春。そう,ギド・ヒブドンが1988バスマスタークラシックを優勝した翌年だ。部活の後輩が録画していて,何度も見なおしたものだ。
ギドバグ,G-2は当時大ヒットルアーとなった。とくにギドバグは,それまでのクローワームを超絶するアクションで,オズマも数えきれないほどのバスを釣った記憶が鮮明だ。
さて。この当時も「フィネス」 =「セコ釣り」と誤解されたことが多かったが,今江プロは当時のバサー誌で,「本当のフィネスとは,状況にあわせた釣り」だと語っていた。これを,「ベイトフィネス」なる流行語?で稼ぎを得ようとする人々には聞かせてやりたい。
ちなみに。当時のオズマも誤解組の一人。ベビーギドバグをわざわざ買い占めて,いくらでも釣れる当時の霞水系でアホな釣りをしていた。本当のフィネスとは何かを実践できずとも,感覚で理解できるようになったのは93年当時の爆釣・横利根の存在抜きに語れない。
しかし。西山さんがもう居ないなんて信じられないよ。村田さんが現役なのに。それだけがガックリするところだ。