オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

バスプロ「リック・クラン」,そのテクニックに感動したものだ!

2010年09月08日 22時10分22秒 | 2010オズマのバス釣りレポート


 この映像は,霞爆釣時代の1990年の夏に放送されたとはっきり記憶している。

 なにしろ,この放映の翌週には友人がリック・クランと同じ帽子をかぶっていたからだ。

 いま見ると,ああ知っている,と思える技術もある。

 だが,20年超えても,パワーのある釣りは何度見ても飽きない。カッコイイ。

 そう。ボクがライトリグから脱出してしまったのは,この映像と霞爆釣時代がシンクロしたからだ。
 何しろ広い北浦に,学生時代の友人10人しか居ない,なのにバスがウジャウジャ,なんてものだから,ライトリグからハードルアーへの転向には,お金の問題だけが壁だったのだ。

 貧乏学生だったが,毎週のバイト代をつぎ込んでいたなあ。いい思い出だ。

忘れ去られた「今江アクション」,そして「電撃アワセ」の真実。

2010年09月08日 06時05分02秒 | 2010オズマのバス釣りレポート
 オズマは,いま右利き・ライトハンドリールである。そうなると,俄然ワームなどのアクションが出しにくい。不器用なのだ。左手ではアクションなどできない。

 そこで,いまは,かつての今江プロ(写真のものは『今江克隆 ザ・シークレットPart2』での琵琶湖戦;20年前のもの)が行っていた,通称「今江アクション」に転じている。

 わかりやすくいえば,フォアグリップに右手を添えて右手でアクションさせるのだ。そしてフッキングも右手を添える。

 だが,レフトハンドリールを右利きの人が使えればこんな面倒な方法も不要だろう。オズマもその昔,ガニングシャフトで藤木プロからこのアクションを教えてもらったのだった。

 オズマは2010年になってから酷い腱鞘炎で右手に過度の負担をかけられない,ゆえに,またこのアクションを使っている。

 さて,今江プロといえば「電撃アワセ」を確立したプロとしてもっとも有名だ。そしてよくある誤解に「即アワセだろう,それは」があるが,まったく異なるものだ。
 
 一定のアクションを続ける,ちょうどまな板でキュウリを刻むように,ワームやジグをトントンと動かしていく。
 その「トン」が消えたりした「ウエイトレスフィーリング」(重さを感じないアタリ)でアワセることが「電撃」の極意である。
 なぜオズマがここまで書けるかは,もちろん藤木プロのガイドあってのものである。
 
 ちなみに,海でキスやハゼを釣っていると,まさしくこの「ウエイトレスフィーリング」があり,それをモノにできるかどうかで猛烈な差がつくものだ。

 『今江克隆 ザ・シークレット』を見ていると,見事に「電撃」が決まって行く。その鋭さを実現するには,「棒のような竿」が必要になる。それが,初代「ガニングシャフト」であったわけだ。
 もちろん,リグの重さによっては「マシンガン」などの「スティッフ」なロッドであればよい。間違っても,スコーピオンXT1581Fのような竿ではこの芸当ができないということを,2010年,ライトハンドベイトに戻って本当に痛感した。

 なぜ20年前の竿を今の竿が超えられないのか。それは,初代コンバットが「競技用バスロッド」であったからである。キャストなど二の次,とにかく「かける」ことに主眼を置いていたわけであるから。

 うーむ,しかし,古くても勉強になるな,このビデオは。DVD化しておいてよかった。
 
 ちなみに,最近のロッドにはフォアグリップがないものや,短いものも多いだろう。それゆえ,以上の技術は初代コンバットオンリーの技術とも言えるかもしれない。実際,オズマは初代コンバット以外で「電撃」が決まらないし,決まった記憶もない....。