美味しんぼ、苦い後味 編集部「表現のあり方見直す」(朝日新聞) - goo ニュース
まず,国家権力が表現問題に介入したことは問題だ。
次に,このマンガに対して神経質なこと自体が,実は風評被害でなく深刻な被害;人口減少・農産物の売上減少があることを示唆している。
風評被害は「根拠なきものによる害」であろう。ならば水郷は,「さかなくん」なるインチキ魚類学者により「外来魚風評被害」を受けている。しかしおおらかな水郷の人々は戦わない。
この原作にはなんども議論を呼んだ経緯がある。しかし,冷静に読むことがまずは重要だ。
僕はこのマンガの定期購読者ではないが,かつての「捕鯨問題」の際は支持が多かったように記憶している。
マンガは表現手段。原作者は表現を伝える難しさを知った,というだけではないのか。
ちなみに,ホットスポットである水郷近辺を僕は毎週通っているし,足を踏み入れているわけだが鼻血は出ないし,いまのところ体調は何も変わらない。しかし,人口減は事実である。
事実と感情は別である。