オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2014/05/17 水郷・嘉襟之川 「(たぶん再び)開眼! ジグ&フリップ!」の巻

2014年05月19日 00時07分42秒 | 2014オズマのバス釣りレポート

 仕事に疲れている。平日はまったく自宅PCを立ち上げる気合すらなく,会社でひたすら耐え,交渉と技術で実戦にあたっている。だが,それが仕事の本質。いまさらそれに文句をいっても仕方がない。だが,GW以降,すでに10日以上釣りに行っていないため禁断症状が出ている。毎日竿をいじったり,ルアーを意味もなく眺めたり,自分の釣行日誌を見ては「もしかしたら,今年はこうかも」などと考えたりと,結局バス釣りにどっぷりハマっている。19歳で本格的に始まったバス釣りに,不惑を過ぎてもここまでハマるとは想像しなかった。

 そういえば会社で「釣りクラブ」なるものを立ち上げるので入会したが,僕はまあ,適当に参加しよう。やっぱりバスが面白いと認識するといういつものことだろうが...

 そしてやっときた週末。週明けの仕事の厳しさを考えて完全休暇にするのもありだが,やはり釣りに行きたい。しかしマズメに行くことなど不可能。まあ,結果からすればマズメより昼間の方が釣れましたが...

 水郷到着5時30分。暖かくなったら定番の時間帯。これより早くはムリ。体力がないから。かといってこれより遅くなると利根川高速が渋滞するのでそれも避けたいのだ。


今回のキーはズバリカバーだった。

 最初に書いてしまうとこの通り。ずばり,上記2種のルアーで非常に満足できる結果が得られた。だが,それは水郷の厳しさが僕に「180度作戦変更」させてくれたおかげ。水郷ではどうしても過去の実績にとらわれたり,雰囲気にのまれたりで,とにかくうまく釣れないような気さえしているのだ。


EGC-603はベイトフィネスに。

 やっと購入できた6フィートロッドのEGC-603だったが,期待はずれだった。いや,期待してはいけなかった。最高峰のヘラクレスに慣れたカラダにもはや他のロッドは不要,と何度も書いてきたが,今回も思い知った。ヘラクスレスは,自分にとって最高です


すばらしい雰囲気の北利根だが

 全然釣れない。ドピーカンで広い川。こうなると僕には手が出ない。そもそも北利根は僕にとって鬼門に近い存在。水郷の基本ポイントであるが僕にはどうもさえない結果ばかり。こればかりは相性の問題であろう

 そこで,いつもの水路に行ってみる


ズガンときた,スピナベで1本目。

 実はこの時点でブルーマイスターにロッド変更。そうしてハイピッチャー1/2oz改。アシの際を通すとギラリと光ってレギュラーサイズである。これが6時頃。

 ここから迷走が始まる。水路はいったいどうなっているのかわからない状態。見た目は釣れそうなのだが,とにかくアタックがない。つまりはアタラナイ。そこで念のためベイトフィネス。カットテール4インチブラックのネコリグだ。するとすぐに反応が。 


2014シーズン初のネコリグフィッシュ。
パームスに魂も入った。

 この後もネコリグにバイトが続くが,悲しいことに20UPや10UPという,粘りがいのないサイズ。思い切って霞に移動するもボラの大群に期待させられただけ

 結局,水郷を11時に切り上げた。金萬園で食事をして昼寝をして,蘇った体力とともに嘉襟之川へ移動をする


このカバーに撃て!


そのためにブルーマイスター&20LBライン。

 この作戦が恐ろしいほどにはまった。まずは1カ所目。すぐにバイトがあり,アワセができずバラシてしまう。くやしくて地団駄を踏んだが,落ち着いてジグを「木の中」「ゴミの中」など,直射日光厳しいゆえにカバー撃ちを徹底するもう気持ちはすわっているので気合が違う

 そしてきた。ラインが動いている。そして強烈に合わせる。ドババババと強い引き。しかし,岸の草に魚が引っかかって最後は手で引きずりあげた。だから,20LBなんです。


これでも39なんです

 素晴らしいプロポーションに「40行ったか」と期待したがちょっと短い。いや確実に39。しかし,これほどの体型のバスがまだまだ残っていようとは...。恐るべしは嘉襟之川の実力

 この1本で完全に気合が入った。近所のおばさんからは「大きな魚釣れてよかったねえ」と応援の声。俺はやる この腕で・この右腕で かつてレフトハンドリールをあきらめたこの左腕でジグをフリップし続けるゾ

 そして30分後,時刻は14時30分頃。そう,真っ昼間である。昔からビッグフィッシュはマズメにイマイチと思ってきたが,まさにそう思える魚が来た。


これでも37なんです。4本目です。

 魚体の素晴らしさに何度もメジャーをあててしまったが,とにかく40ではない。しかしその重量は確実にキロフィッシュ。なぜならば嘉襟之川でのすべてがいまだプリスポーンであるからだ。川だから水温が違うのだろうか,ともかくアフターのゲリやせ魚を想像していただけに嬉しい誤算である

 あと1本でリミット5本達成。僕の気持ちが確実に高まる1本まであとすこし。こうなったら,ヤケクソでスピナベを投げてみよう。もしかしたらマグレで....


きましたよ。5本目が。

 朝の水郷でガックリしかけた。利根川では変わらずノーバイトの猛攻であった。有名ポイントのほとんどは先行者ありでGW以上にキツク感じた。しかし,普段の行いを仏様は見ていたのだ。そう思えばよいのである,オズマは仏臭いのだから。ご本尊は大日如来だけど

 さて,ひと通り歩きまくったので少し上流へ移動しようか。以前から気になっていて釣れていないポイントを,今日こそは攻略する

 そして,そうっと歩くと,岸際にバスの姿。しかしルアーにまったく反応しない。実は嘉襟之川での最初の1本目は,カバーに入るバスを釣ったのだが,このバスは「やる気なし」のようだ。

 それでも怪しいゴミ溜を発見。ジグをフリップ。何度かアクションさせていると「ジワー」と重い。

   「ヨッシャア」「ドババババ」「う,お...重くて抜き上げがキツイ...ケド,勝負


39なのにこの体高と重量。嬉しくて自慢写真も。
6本目。16時頃です。


 嘉襟之川にくるたびに「釣れそうだ」と感じながらも4年間釣れなかったポイント。しかし,今回は運もよかった。岸際にビッグバス(とはいっても40UPがなぜか釣れなかった)が寄っており,さらにはプリのために重量が大幅増加。エセ今江プロの雄叫びが,ここでは静かに「ヨッシャアアアアアアア」と自分の心のなかに轟いた

 自身,夕まずめにロクに釣れたことはない。いや,さすがに万歩計フルスケールを振りきってくたくたである。このおかげで体重維持ができているのだろうけども。

 「2014シーズン最高の...」って毎回書いているような気がするが,つまりは毎回「今回はいけたぜ」と思える釣行に非常に満足。

 これで週明けの激務も頑張れるゾ