オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2014/08/16 水郷 「真夏ではなかったが釣果に満足!」の巻

2014年08月18日 00時06分17秒 | 2014オズマのバス釣りレポート

 このブログの主体は釣行記だが,釣行記は人気がないに等しい。結果論ばかり,自慢か撃沈の話ばかりで参考にならないからだ。もっとも,それでも「こんな記事を」という熱心なリクエストがあるのも事実で,それについては応えていきたいところだ。

 さて,今回は,話題は多いが釣果は「自分にしてはよく釣れた」である。嘉襟之川の状況を見ていると,マジメにやっていれば嘉襟之川だけで10本釣れたような状況だったのである。

 前日に予報を見ると「30℃,南風が午前中,午後は北風5m」となっていた。快晴マークがついていて,これなら「NZ-2で自慢フィッシュをと考えるのが,いままでの状況からして妥当だろう。


ところが終始このような天候

 朝イチに入った利根川は,数分で見切り。よく振り返ってみると,朝マズメに釣るには何かが違うポイントのようである。いや,なんとヘラブナの大群が強風に寄せられていて,それであきらめて移動したのである。それでも4時30分ぐらいに着くのは,単純にETC割引のせいである。4時までに三郷ICを超えないと割引にならないので,というセコイ選択なのである。まあ,次回からは30分遅くていいですね。昼間に集中して釣りたいしネ。


利根川だからベイトフィネスで勝負するゾ。

 次に向かったのは,前回も釣れた利根川「超有名ポイント」。今回はまずこの選択が成功した

 先行者は実に3名。さすが有名ポイントだ。だが,釣れている気配がない。不安になってよく見ると,何か狙い所やリグが違う様子。うむ,ベイトフィネスならこの状況を打破できよう。ましてや利根川バスの強烈な引きをいなすのはさすがにスピニングでは心許ない。

 まずは,なぜかドライブクローラー4.5インチ・チャートのネコリグ。シンカーは1/32ozぐらいだろうか。これを,深そうなポイント,さらには風を避けているであろうポイントに投入。すると,10投もしないで2発,それも36cmがいきなり2本釣れてしまった


同じに見えますが,6分間の差があります。

 それにしても,利根川バスのこのサイズの引きは強烈。あまりにグイグイ引くので「もしかして,ナマズ」と妙な期待をしたぐらいである。朝6時の出来事である。

 さて,重要なのは「30UPが釣れたらパターンだと思って,ルアーをあまり変えない」ことである。昔から下野プロもよくいっていたし,琵琶湖でガイドを受けたときも佐藤順一プロから「釣れているときはルアーを変えない方がエエヨ」と教わった。実際試してみるとそのとおり。釣れないときにルアーを変えた方が効率がいい


さらに2本追加。チャートカラーが効いている。

 こういうときはあるものである。ドライブクローラーは,個人的にあまり使ってこなかったが,ことチャートカラーはよく釣れる(2013年の八郎遠征で気づいたのですが)。これでブラックがあれば最高なんだけどなあ。そして,カットテールよりは少し頑丈。でも,...


消耗が早くて在庫切れ。潮来で補給しないと

 たしか,新品の袋をもってきたのだが,やたらと千切れてしまってこの通り。ワームって高くつく釣りだと思う。実際,スピナベなんて1個で100匹以上釣ることは可能だしなあ。なにより根がかりもしないし

 そこで,今度はカラーチェンジ。カラー名はわからないが,エビミソみたいな赤い色。大昔から「エビカラー」とよんでいるものであるが,ドライブクローラー初心者状態の僕に釣れるだろうか

 と,風向きが変わってきたので,風上にキャストするよう変更。こうしないとイトフケでアタリをとるのが難しいからね。そして,着底・ステイを繰り返す。細かいアクションはつけない,というか知らないので基本的にはそれだけ。そしてラインが震えた瞬間に「バシッ」と合わせる。ワームはテキサスだろうがダウンショットだろうが,「止める」「イトフケで合わせる」が重要なのはいつの時代も同じダネ


今度もいいサイズ。またまた36。朝8時でリミット達成。
これは記念撮影です。先週のジャナイヨ。


 出木杉くんは好きではないキャラクターだが,出木杉釣果(5本達成)には満足である。しかし,ドライブクローラーの在庫が数本しかない。遠征用も含めて大量調達しよう。

 潮来釣具では,当然ドライブクローラーとシンカーを購入。がまかつフックがなぜか置いてないのでそれはまたどこかで買おう。ちなみに,上の魚,全部がままつの「WORM329 HUGER HD」6番サイズを使用しました。某社のB●DYフックだと針先がすぐにもろくなるが,さすががまかつだと,やっぱり納得した

 潮来釣具から今度はどこへ行こうかと,なぜか立ち寄ったのが潮来港。そう,北利根のあの場所である。そこで,ピンク(ワームでド派手カラーを選ぶのも好き)のドライブクローラーをネコリグにした。すると,数カ所目ぐらいのポイントで

  「ズーン」

ときた。これはビッグフィッシュ,と合わせると,間違いなく大きなアメナマの引き。これはこれでヒーローになれるぜ,と思ったのが間違い。大きな,でなく,おそらく記録級だった「のだ」。どういうことかというと,... 


ベイトフィネスのラインが全部引き出された

 あまりに強烈な引きに,さすがのヘラクレス・エアレギウスもまったく竿を立てられない状況になったのである。恐怖である。ロープに絡まりそうになって竿が危険。それを回避するのにラインをフリーにして放出。しかし,どんどんラインが出て行く。オイオイオイ,50m近く巻いてきたラインだよ。オーイ,ホントに勘弁してくれーという感じで,竿が折れないことだけを祈ってライン放出。最後は,スプールに留めていたところまでスパツと持って行かれた

 がっくりきた。なにより50mものラインをゴミにしてしまったようなもの。その次に,おそらく記録級のサイズがとれなかったこと。噂ではメートル級がいると聞く。次回は20LBラインで勝負したい。でも,そういうときにはデカイ魚は来ないんですよね。もしくはバスが釣れてしまうとか。まあ,バスは当然ウレシイわけなんですが,とにかくベイトフィネスしかない今日の戦略にとって打撃。しかたないので潮来釣具に舞い戻り,ラインを購入。店員さんのお手伝いでその場で巻き直し。ホント,ありがとうございました。ちなみに,この強烈なファイトで腱鞘炎が悪化しました

 もうアメナマにはお世話になりたくないのと,今日の天候がオカシイ(水郷大橋では22℃;寒いぐらい)ので,午前中にもかかわらずNZ-2に移動する。移動した瞬間は「勝った」と確信。しかし,冷静に見てみるとベイトが少ない。その代わり,ライギョがポカーンと浮いていたり,イタチが道路を横切ったり(すごく可愛いい)したので,勝手に生命感が溢れてきた。もちろん僕の「脳内」に,である。

 NZ-2での決まり手は「ラッテリー」。これに,WORM329-HDの1番で臨む。つまりは最初から40UP狙い。そしてゴミ溜めが少ないながらもある。ならばそれを撃つしかあるまい...って,最初のゴミ溜めで「ツン」とラインが動いたあ


ドババババと39。何度測っても39。贅沢な悩みだ。腱鞘炎は「心」の部分は回復

 相手がバスならば,ヘラクレスはやはり強靭な竿。カバーに絡んでいるバスを,それもキロUP間違いなしに引き抜ける。ホント,まだ11時だっていうのに6本目。出木杉だし,寒いし,これ以上水郷で釣っても面白くない(とんでもネエ贅沢)ので移動しよう。

 昼食は,佐原の松屋で「プレミアム牛めし」。どこがどう違うのかわからないが,不満はない。僕はいつも「つゆ抜き」で頼んでいるのだが,吉野家よりも若干肉がマイルド,というところだろうか。そして洗車して昼寝。洗車しても汗が出ないのが寒さの証拠。やっとコーティングがしっかりしてきて洗車が楽になった。昼寝はいつものポイントで1時間ほど。さあ,嘉襟之川に向かおう

 嘉襟之川は大混雑。GW比3倍というところだろうか。でも,風が出ているし,もしかしてスピナベで行けるのと違いますか タックルも,腱鞘炎に影響ない「ブルーマイスター・メタマグ・20LB」という,ほぼいつものパワータックルで,左腕キャストに変更


ハイピッチャー1/2ozタンデム改造で,20UPがポンポンと2本釣れた。
好印象。


 嘉襟之川は非常にムラがあるが,この日は至るところで釣果を見た。珍しく魚の活性が上がっていたみたい。まあ,これが10月以降になると急激に難しくなるのがいままででしたが

 時計は16時になり,小雨が降ってきた。危険な雷も鳴り始めているので帰還しよう。今日はお盆で大渋滞だろうから,ガラケーでしっかり渋滞状況を確認...って,あんまり混んでないぞ 結局,渋滞は外環で数キロあっただけで済んだので,上州屋でフックを追加購入して今度こそ帰還。

 計8本,リッター15を達成し,これで八郎遠征へのはずみがついた。だが,運を使いきってしまったのではという思いもある。

 さて,遠征を前に,ひたすら整理しよう。ヤバイくらいに今年もクランクで釣ってないので思い切って大量処分しようか スピナベも一軍以外は売却して資金にあてよう