代ゼミ、センター試験の自己採点集計も中止へ(読売新聞) - goo ニュース
これを廃業と言わずして何を廃業というのだろう。
予備校は「模試・授業・講師」が三位一体となって合格実績をつくるものだ。それは,進学校とて同じである。それが信頼につながる。
そのうち,校舎を閉鎖・センター自己集計(もともと儲かるものでなく,次年度の生徒募集のためのもの)中止で,これでは完全に「予備校としての体をなしていない」と思われる。
それにしても,いざネットで比較してみると,東進ハイスクールの授業料の高さはスゴイ。そこに「生」で講師が出演しない。録画されたものを観るだけ。いかにも合理的だ。さすが「株式会社ナガセ」である。河合塾と駿台は学校法人であり,似たようでやはり違うようだ。まあ,あくまでネットで見ただけの話だけど。
ともかくこれで代ゼミは廃業が決まったも同然。僕が職員だったら逃げ出す準備をとっくに始めているだろう。僕の会社も15年前に放漫経営が祟って経営危機になった。あのとき,我ながらよく頑張ったものだ。
さて,河合や駿台に代ゼミの講師が流れるだろうな。とくに来年度入試は新課程初年度。理系講師はどこでもほしい,絶対に。逆に,文系はどうでもいい。私大文系なんて,超難関の早慶ぐらいしか入試が成立していないし。
そして,学習参考書も大きな流れがあるだろう。とくに中経出版,遊びのつもりが泥まみれ,かもな。まあ,出版でもなんでも「辞めるのは簡単」「続けるのが難しい」んですけどね。
いまは冷静に状況を分析し,自分の会社がこのようにならぬよう,精進を続けるのみである,「血みどろのチームプレー」で!!