空手バカ一代/大安蓮(子門真人)、パイオニア児童合唱団
あらためて感動。
子門真人のCDで何度も聞いているからだ。100回は聞いている。
しかし,梶原一騎の作詞だけある。同時代の『侍ジャイアンツ』で「野球地獄で男を磨け」だ。いまの21世紀・軟弱な時代に合わない。
だから,僕がこの手の詩をカラオケで歌おうものなら,機械の採点は90点オーバー楽勝なのに,観客の歓声は0点だ。
だが,僕も醜い利口というものとほど遠い生き方をしてきた。子供の頃に刷り込まれてしまった人生観はいまなお支配する。苦労する人生だ。だが,その苦労と遠回りこそ何かなのだと,僕は思う。
炎尾燃曰く「地上最強はキツイわー」であるが,僕は僕の最強を目指そう。水郷バカ一代。やれるところまでやってみる。バス釣りに掛けている。終わるときは人生の終わりなのだ。終わりたくないがかならず来る終わりに「水郷に,オズマというバカが居たっけ」と言われれば本望だ。
などと,八郎遠征前に,やはり熱くなってしまうのは釣り人の性であろうか。