オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2014/08/02 水郷 「メイド・イン・ジャパンで復讐だ!」の巻

2014年08月04日 00時01分59秒 | 2014オズマのバス釣りレポート

 日本製に異様に拘る男,それがオズマである。

 運良く,中古でルビアス1500なるダイワ・スピニングを得た。今回はそれを持って前回の復讐である。そして今日は釣る,絶対にギル。真夏に釣れないと途端に釣れなくなって寂しいからね。俺,世界で2番めにブルーギル好きかも

 仕事は繁忙期を過ぎた。想定外のことも起きたが,それも想定内。つまりは予定通りにことが運んだのである。正直イライラする日々も続いたが...。そんなわけで前日は21時就寝,2時30分起床。さあ,やっと朝マズメを狙えるゾ


夜明けが遅くなった水郷。4時なのに暗い。

 確実に季節は進行している。稲穂が充実して利根川高速の風と香りがキモチいい。これを毎年味わっていて,さらに八郎潟や琵琶湖でも味わってきたが,稲穂の香りは水郷が一番だと感じる。東京砂漠で疲れきった心身を癒す釣行,そういう意味合いもあるのだろうが


朝マズメはノーバイトの猛攻

 しかしながら無風で絶好のTOP日和と思いきや,霞ケ浦で大外し。結局一日中ほとんど風の吹かない日であったが,「ハイシーズン出家」が頭をよぎる嫌な展開になっていた。

 とにかく無駄なく確実に移動を繰り返したつもりだったが,結局「セコ水路」に来てしまった。ここでカットテール4インチ・ブラックのネコリグ。他のカラーを使うと迷いが生ずるから使わない


あ,2014シーズン・エアレギウスファーストフィッシュかも。

 20UPだが出家を逃れた。ようし,あとはひたすら新生スピニングでギルを釣りに行こう。


思ったよりは釣れない。小型になっていた。3匹だったかな。

 そうはいっても,「ビビビ」とくるアタリを合わせるのは楽しい。これはこれで楽しいブルーギル釣り。しかし,ホンマ,ビッグブルーギルはどこへ行ったのだろう 琵琶湖ではイージーに25UPが釣れるというのに。そして八郎潟には居ないから,やっぱり水郷は楽しいよね。次回はガルプで根こそぎ釣ってやるー

 この頃になってへびんさんの状況が気になった。前日に「合流できそうになったら連絡をくれる」とのことだったからである。しかし,8時になってもTELはない。もしかしてすごく釣れているのか 先週かなりへこんで居られただけに相当気合が入っているんじゃないだろうか。

 だが,残念なことにへびんさんもこの時点では出家していた。そして合流後,我々は復讐に向かった。先週撃沈させられたポイントに行くことが即決で決まった


デルソル&ルビアスに入魂。小さいけど楽しいぞ。

 ちゃんと使ってみると,リールはともかく竿が実に僕の好み。「昔スピニング」(いわゆる「バッシングスピン」)を要望してそれを選んでくれたベリーの店員さんに自慢をしないと,いやお礼をしないといけないネ

 そしてルビアス1500。いわゆる「ドデカ・コンパクト」時代のダイワ製品であるようだ。僕が最後に持っていたチームダイワSと同じ時代のように感ずる。その日本製リールが実に調子いいのである。なにより糸ヨレがない。ラインがシーガーR18リミテッドなる製品(でも半額セール)だったせいもあるのかもしれないが,この当時のダイワは僕には合っているようである

 そして,本日最初のクライマックスは真冬のメタルフィッシュポイント。真夏の時期はフナやらコイがたくさんいる。そこへダウンショットを投げるのだ。そしていつもはバスやギルが釣れるのだが,ルアーを咥える瞬間をズバッとあわせると強烈な引き


マブナの25UP。これはデカイゼ

 バスと同じくらい大好きなマブナ。つぶらな瞳の可愛いマブナ。身近に居ながらも奥の深いマブナ(染色体数が3倍体で,メスしかほとんど居ないということなど)が,2インチワームのダウンショットに食ってきた。これがまたすごく重かったが,竿もラインもよかったのだろう,安心して抜きあげられた。嬉しすぎて小躍りしちゃったぞ,マジで。我ながら「釣り人」です

 そしてウキウキしながら,マズメに叩きのめされた中年男性は若者のようにへびんさんと再合流。すると,釣れているという。たしかこの時点で4匹だとか。これでへびんさんもある程度ご満足だろう。いや,ホント,毎回のように修行させてしまってスミマセンでした。これで次回からどこでも釣れる...わけはないけど,楽しめる場所と方法は得ましたネ。

 恒例のノンアルビールで乾杯した後は別れて各自の釣りへ。いや,僕はやっぱり昼寝へ

 昼寝の辛い無風時期であるが,だからこそ昼寝。それでも1時間寝れば体力が戻ってくるのだ。

 さあ,本当のクライマックスは,やはりNZ-2で仕上げだろう。僕の不死鳥ポイント。真夏の地獄から天国に返り咲くためのポイント。ここはベイトフィネス一番勝負

 ラッテリーをネコリグに,実績スポットに落とした...つもりがもうラインが動いている。

    「ヨッシャ」「ドバババババ」「ボボボボン」

 きたぞ確実40UP。だが日本製のタックル(エアレギウス・スコーピオンXT1001・FCスナイパー8LB・がまかつフック)に恐怖はない。あわてずに「竿を立てる」のみである。ラインは送ってもよいが絶対に竿は立てておく。そうしないとマジで障害物に突っ込まれるからね


42がきた。もちろん自慢だ。

 デカイ魚が小さく写ってしまう写真技術はいつもの通り。しかし,ホンマよく引いた。先週の43も強烈だったが,40UPは,「やっぱりバス釣りやっててよかった」と思えるサイズだよね

 しかし今日はこれで終わらない。もう復活したNZ-2であるから要所を攻める必要がある。とはいっても入れるポイントは数箇所しかないのだが

 そして運命のゴミ溜まりにきた。ここは足場が高い。だが,40UPをぶちぬいた記録は何本もある。今日もやってみよう。ライギョが出るかもしれないしね。

 そうして10投ぐらいしているとラインに重みを感じた。合わせると,いままでとは別格の締め込み。エアレギウスが満月のようにしなる。

   「ドバババ」「ボボボボ」

 長い格闘が続く。なにしろ魚が見えないのである。ブッシュの奥で暴れているのだ。しかし,ようやく魚が弱ってきたようす。よし,エアレギウス4軸パワーで最後の抜きあげだ。


45ジャスト。自慢大会。

 帽子後ろのタオルにより直射日光を避けていた。そして偏光グラスに帽子,なにより十分な睡眠が僕に情熱の塊をくれた。これでトータル9匹目だ。もちろん外道もカウントしますが何か問題でも

 この自慢電話をへびんさんにしてみると,なんとへびんさんは二桁釣っているとか。これで先週までの苦労が報われた。いや,しっかり対策してきたのが成功したのだ,ふたりとも

 この後もNZ-2で推定45UPをかけるも,緊張感のスッカリ抜けきったところへのバイトでバラシてしまった。しかし,これ以上の贅沢はいうまい。

 そして帰ろうとしているとへびんさんがなぜか現れた。そしてあっさり30UPを釣っていた。ウウム,仕掛けが違うと釣れるんですなあ。それにしても,おそらくへびんさんにとっては霞水系に越してきて,数は最高の釣果ではなかろうか。でも,八郎と比較したらアカンですよ...。もう,霞アベレージ十分超えてますから,ネ

 運良く渋滞もなく帰宅したのが19時30分。リッター14.7を達成したし,クルマのコーティングもとりあえずもっている。

 さあ,また次回がんばろう。次回は45UPを3本だ...なんて無理は言いません

 しかし,朝マズメ,なんで釣れなかったんだろう 2014年もアメナマにはほとんど完全に無視されているし,それだけが残念(贅沢)