【天皇陛下「お気持ち」】自民党の二階俊博幹事長「官邸の判断が第一義的に重要」
皇室典範の改正が必要だからとか,いちいち自民党がうるさい。
陛下のお気持ちを察してほしい。ご高齢であること,公務がきついと言われていることで,生前退位について直接ではないがはっきりお気持ちを表明している。
「陛下の生前退位を認めると政治利用になる」ってどこかの有識者が言っていたけど,それは政治家や識者がもっとも介入すべきでない「個人の気持ち」にさえ介入している。これは,いくらなんでも陛下がかわいそうだし,彼らは自己矛盾に気づかない点で間違っている。
幸い陛下には子供が居るのだ。元気なうちに譲って,その方が安定するという陛下のお考えを僕は支持する。
実は,高校生まで自虐史に染まっていた僕は,象徴天皇制さえも認めないものだったが,平成の天皇ほど身近に感じる方は居ないし,高齢者のよき見本でもある。父よりも高齢なのだ。
元気だからこそ譲る。公務がこなせなくなってしまってからでは遅い。昭和天皇のように「自粛」ムードに染まるのはもう嫌であると,それは国家を停滞させると危惧されているのだ。
早急に皇室典範を改正し,生前退位できるよう進めるべきである。
自民党は,いや,ほかの党や有識者も,一人の人間である陛下のお気持ちを察することなく「政治介入」してくるのは,やはり許せない。