はちろうさんから半分自慢げに「ベイトならなんでもOHできますよ」と預かったが,やっぱり「ダイワ病」になってしまった
。力不足である。申し訳ない
。
中古品とのことであり,メインギアからグリスが蒸発している模様だったので,ギアグリスアップで解決すると思っていた。
結論的には「シュルシュル」音がする,いつもの「自分仕上げ」になってしまっている。グリス量・種類を変更して3回程トライしたが状況は変わらない。シマノなら簡単に解決するのになんでだろう
もっとも,僕のSS-SV(2台)も同様である。買ったときに「クラッチが硬いな」と思ってグリスアップ(して解決)。ついでにフルOHしたら「シュルシュル」。でも,3回ぐらい使っていると馴染むようで,もしかしたらグリスとの相性がよくないのかもしれない。ダイワ純正グリスは使用してないからかもしれないネ。
ちなみに,スティーズフアンには申し訳ないが,「ピニオンギア精度・メインギア精度」とも,シマノでは「銀メタ」(20年前)で採用していた技術さえも影響なく,ガックリ感があった。
つまり,僕はSS-SVだから,高級機のスティーズならさぞかし違うだろうと期待していたら,ドラグ機構のすばらしさには感動した半面,ギア関係にガックリしたのである。
これが,よく言われる「ギアはシマノ」のゆえんであると実感した。
だが,「一般的使いやすさ」において,僕はダイワのSVスプール・マグブレーキについて高評価だ。なによりバックラッシュがほとんどない。致命傷にならない。SVSではありえない飛行安定性がある。
細かい違いでは,シマノのとくに「ブラスギア」仕様のモデルの巻き心地のすばらしさと耐久性はダントツだろう。ギアが「ジュラルミン」製になると途端に「グリス蒸発症」を生じるのはシマノとて同じだからだ。
整備性については,シマノもダイワも「慣れ」があるので,それは比較対象外。僕は,シマノ30回以上,ダイワ10回程度しかやっていないから,それでは不公平というものだ。
さて,そんな「オズマ仕様OH」になってしまったスティーズであるが,はちろうさんにはこれでご容赦頂くほかない。
そこへいくと,以前「Core100MgV」とかいうシマノ海外ブランドを仕上げたときは「読み通り」になって簡単だった。
だが,簡単なことばかりしていても自分の技術はUPしないので,一度プロOHを見学したい。今度連絡してみよう。