オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【祝!イチロー3000本安打】イチローは「花形満」だ!

2016年08月12日 00時00分48秒 | オズマの独り言

 イチローの快挙に日本人はおそらく誰も批判的に言わないが,やはり米国はグダグダ言っているようだ。

 ウム。大リーグは,オズマが在籍していたころとまったく変わらない人種差別があるようだ。

 でも,やはりスゴイのはイチロ-の発言の数々。

 さすがに感無量だったのだろうが,冷静でありもっとも情熱的な「プロ」として,まじめに「50歳現役」を考えているから出てくる発言。

 要は,アメリカの批判的立場の人間は,イチロ-の「勝負師」「果てなき野球人形」のような人生を評価できないのだろう。バスプロのリック・クランが変人扱いされるわけである。

 だが,日本人にとってのイチローは,体を壊さない見本であり,最前線に活躍するための努力を惜しまない先達として,非常に高い評価を得ている。

 自身,毎日放送されるオリンピックの話題に一喜一憂するが,やはり一喜一憂。そういう競技があったのか程度の感覚を得るが,オズマも元野球ロボットだっただけに,いやバス釣りロボットだけに,むしろイチローへの関心が強い。

 けして,オリンピックを「金銭主義」「メダル原理主義」などと批判するつもりは毛頭ないが,自分の興味としては,たとえば「プロ」の試合があるテニスに錦織圭が出ても感動しない。ジョコビッチに勝ってなんぼやろ,という思いが常にあるからだ。

 そういう意味では,オリンピックは,自分の野球への興味を深めてくれるものでもある。たしか,アーチェリーの選手が「風が吹いていて的を狙えなかった」という言い訳をしたが,これはプロ野球なら「強風のため,いまのはストライクにしてください」と言っているのと同レベル。やはり,『巨人の星』を観ていない若者と僕は価値観が相容れない。

 それにしてもイチローの「野球道」はまさに花形満。ライバルを自身におき,闘う。孤独に向き合う。優雅なバッティングの陰に7割の空振りがあるとはよく言ったものだ。

 イチローが日本球界にもし戻ってきたら,大谷翔平と闘ってほしい。打撃でもとても面白いものが見れそうだからだ。