オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2019/03/02 メトロリバー 「春爆到来 40UP含めてリミット達成」の巻

2019年03月02日 20時52分09秒 | 2019オズマのバス釣りレポート


アノコーヒーと相性はわるくない。

 メトロリバーの「春爆」を2018年は2月後半に味わっている。たしか低気圧が接近するときで,センコー3インチスプリットが炸裂したと記事にした。

 ところが,この週はいきなりA澤さんから「オズマさん,メトロリバーが干上がっていますとショッキングなお知らせから始まっていた。

 添付された画像を見るとたしかに2m近く干上がっている。どうやら工事の影響らしいが,僕は意外と悲観せずに「逆にポイントが絞り込めるのでは」と返答していた。

 そしてロマンポイントがどうなのか訊いてみると「減水気味だけど大丈夫」とのこと。自分で他の手段でも確認してみたら,先週と同じようでもある。

 着いたロマンポイントは,遠くから見ても「大丈夫そう」だ


リュックを新調した。ポイントで無料購入できた。

 いままで使っていた白のリュックは,やはり限界が来ていて底に穴が開きそうなレベルにまでなっていた。しつこい検索でまたもやナイキのリュックである。釣り専用リュックだと自重1.5kgを超えるようなものさえあるが,ナイキは軽量で安価でオススメだ


今日のオズマは違う。

 あらかじめ戦略を立てたのは「0.9gダウンショットワッキー」である。いままで使用したことのない軽さであるが,この時期ならではの「目線が上」にある魚にあわせたかった。ルアーも久々のフリックシェイク3.8・エビミソにした。

 隣に馴染みのエサ釣り師が入ってきて「今日はどうですか」と訊かれたが「いや,さすがにいま仕掛けを作ったところでして...」と回答したのは嘘ではない。

 そして,始めること40分程度で「ムム」というアタリ。ギューッとスイープにアワセた。先週スっぽぬけたので,今日はこれでもかと重量をかけた。

 魚の引きが微妙である。本当に魚であることに確信をもつまでに30秒近く経過したような気がするほどである。


アッパーカットでかかっていた。出家脱出

 釣り上げてみれば33cmのそこそこサイズ。けしてわるいサイズではないし,朝1時間チョイで釣れたのでかなり気楽になった。エサ釣り師も一緒に喜んでくれて,やはりメトロリバーならではの光景が展開されたのである。

 ところが後が続かない。今度は思い切って「お守り君」こと「スイングインパクト2.5インチ」のダウンショットに変更。シンカーは0.9gのままである。

 すると一発で「コ」という明確なアタリ。そして強烈な締め込み。これぞまさにメトロリバー最盛期のサイズではないかと思うほどに,ZODIAS-268-L2は綺麗な弧を描いた。


35cmで2匹め。午前中で2匹釣ったのは久々だ

 今日は何か恵まれている予感がする。同時に,このポイントを最後まで釣りきろう

 しかし,11時ごろに上記の魚を釣ったが最後,14時近くまでノーバイトの猛攻である

 だが,今日は閃いた。こんなときは「カトテ3.5インチのスプリット」で流心攻略ではないかと それは,先週お話した青年の一言「流心でガンガン釣れてますよ」が僕の脳裏に蘇ったのである。

 まさに流心。そこへキャストすると「ズズーン」という重量感のあるアタリ。今度もガッツリ合わせるとガッツリ引く。これは40UPの引きだろう。

 何度もいなしながら掴んだのはまさにジャスト40だった。


長い。40ジャストはカッコイイぞ。3匹目

 この魚を釣ったとき「あ,バスが釣れてる,写真撮っていいですか」と気さくな青年が話しかけてきた。もちろん構わないので撮影してもらい,ここからは一緒に釣りをすることにした。

 釣れているときに語るのは簡単なので,はっきりいえば結果論でしかないが「カトテみたいなワームは基本的によく釣れますよ」と話していたらまたもや「ズズ」という感じのアタリである。

 またですかあとの声を聞きながら魚の引きをいなす。なんて楽しい瞬間だろう。同時にアプロードカモフラGT-Rはなんと心強いことか。何度も危ういシーンはあったが根ズレ攻略に欠かせないラインであることが今回も証左された。


37cmで4匹目。あと1匹でリミット達成だ

 一緒に釣りをしている青年は,タックル選定がかなり強引だったので(リーダーが16LB),できる範囲に替えてみた(8LB)。それは,僕のタックルからラインを移植し,キャロにしてみたのだ。すると,置き竿でアタリがあったがさすがにあわせきれなかった。ルアーは僕が挙げたミートヘッド。懐かしいワームだが現役バリバリ,2018年にまとめ買いしたものがたんまり残っているのである(それって,普段使ってないってことだけど)。

 さて,あと1匹釣ればリミット達成の偉業だ。でも,時刻は15時30分を過ぎている。この時刻になると僕に釣れる魚は急激に少なくなっている。理由は定かではないが,老眼による視力の衰えも影響がないとはいえない

 だが,それでも今日はついているのである。カトテ3.5インチに神が宿っていたのだ。そう思うしかない「グググン」という強烈なアタリは間違いなくバス。


観客に撮影してもらえたリミット達成の瞬間。顔がなぜか歪んでいるのだが...

 もう,さすがにいいだろう。5匹リミットを40UP含めて達成。サイズも33,35,40,37☓3匹と文句の付け所がない。

 朝に「アノコーヒー」を飲んだのがここまで幸いするとはまったく奇妙な縁でもある。

 そしてエサ釣り師が「じゃあ,またね」とサヨナラしていく。「お世話になりました」と挨拶する。こんな気持ちよい関係がいつまでも続くように,僕はメトロリバーに尽力しよう。一緒に釣りをした青年とも「自分は黄昏時は釣れないのでここで帰りますが,頑張って下さい」と挨拶をし,僕は気分良く引き上げた


今日も乾杯。最高の1日だった。

 メトロリバーのロマンポイントもついに終わったかと錯覚していた2018年12月。あのとき釣れなかった理由を解きほぐすことはできないが,これからも「3連続出家」をくらうまでは移動しない方針で,2019年もロマンポイントに通うだろう。

 末尾となりましたが,毎週お会いするエサ釣り師の方々,撮影をして下さった通行人の方,気持ちよい挨拶と会話で楽しい釣りができた青年,なにより健康である家族に深謝致します