1年間使うとスピニングも微妙に不調になってくる。僕の場合,いまは3台をローテーションしているのに,それでもなお,である。ちなみに,バンキッシュソルト仕様は頻度も低かったので,しばらくはこちらをメインに使用する。
結局,3/21からのべ3日間に及ぶ個人オーバーホールに挑戦した。
結論からいえば失敗だが,おそらく想定される失敗の要点を挙げてみる。
- 全体的に「ビスの締め加減」の経験不足
- グリス調合の難しさ
- 摺動子の調整,メインシャフトの調整,とにかくベイトに比べて「調整箇所が多い」
何度も組み直してみた。実際,3/21は朝8時から夕方5時まで頑張ってみたのだ。
ところが,一応出来上がっても「巻きが重くなったり」するし,ローラークラッチを誤って分解してしまうと復元できなくなった...。
ベイトリールに比べて「ダイレクト」に巻き上げる機構ではないスピニング。シマノの「X-SHIP」構造の強固さと,シンプルな「コアプロテクト」の意味はわかったが,意味がわかっても調整できないのである。
さすがにこのまま使っていくのは難しいので,今回のOHはプロに依頼した。
プロに相談すると「ローターのブレには,ローターに小さいバランサーがある場合もある」とのこと。そんなことがあるとは当然想定していなかった...。
ベイトならとりあえずなんでも仕上げて来たので思い上がりがあったのかもしれない。
ともかくプロの仕上がりを待ち,説明を聞いてみよう。