スピニングのうち,まったく使っていないに等しい19バンキッシュ2500SHGを軽く整備しておくかと取り出した。
スプールを外してメインシャフトに軽くグリスUP。
スプール内側を,ボロキレで拭いてしまった。
ボロキレが,赤枠のピンに引っかかって冷や汗ダラダラ。
なんとかボロキレを外したが,こんどはバネがおかしくなって,ドラグ作動音が出ない
ネジを緩めると,案の定バネが飛んだ。幸い,掃除した後なのですぐに見つかったが,それから一苦労。
どうしても元通りがイメージできないので,手持ちの16バンキッシュを観てみた。すると,まさにこの赤枠のような位置関係である。
ネジを締めようとするとバネが動くし,バネを固定してからネジを締めることはできないのだ。
ネジを2回転締めて仮固定した。
そして,この位置にバネを持ってくる。精密ピンセットがなければ即死だった。
格闘時間45分。
いやあ,やっぱりこのパーツも怖いですね,スピニング。
元通り音が出るようになって,細かいゴミは気になるものの,簡単に掃除もできた。
あまりにも使っていない(3月に1回使っただけ)ので不安になって注油と掃除,WAXがけをしてしまっておく。
くれぐれも,スピニング・スプールの内側はボロキレで大胆に拭かないことって,実は常識なのだろう。
いずれにせよ,実害なく安心した。
メトロリバーも厳しくなっているようだから,そろそろこのリールを発動させてみよう。