久々にシマノSVSモデルを新品で買ってみたので,その感想を書いてみよう。新品で購入したのは,たぶん2013メタニウムが最後だったかも。中古では,00メタマグ,11スコーピオンDC7,16アルデバランMGLがあったが,どれもこれも「自分の求めるもの」とは異なった。
そして,駆動システムはダイワより3歩ぐらい先行ってるね。
「X-SHIP」搭載モデルだからかもしれないけど,ギアが入っているのかどうかわからないぐらいに軽やかな巻心地。
ダイワは,2021年モデルになってはじめて「HYPERDRIVE」を採用したけど,釣り友が購入したジリオンSV-TWでは「何が変わったのか」よくわらなかった。ニシネ師匠にN君,個体がハズレだったのかな。
飛距離というより,「SVSならではの抜けるような」ぶっとび感は「しっかりサミングする」ようにすれば,さすがにダイワSVのように簡単ではないが問題なし(軽いバックラは起きやすいですが...)。
購入のきっかけは,ギア比6.3で,自分の考えるベイトフィネス(フロロ8LBが75m巻けて,ワームはイモ50ノーシンカーが投げられる)モデルとしてどうなのか,だった。
メトロリバーに移籍して,圧倒的にダイワSVに傾倒していたが,シマノの総合力というか技術力,半端ないなあといまさらに実感しましたよ。
「SVS∞」の設定も,このモデルでは非常にやりやすくてわかりやすい。
シマノの2016年モデルって,リールの当たり年だったようにも思う。愛用するストラディックCI4+もそうだし,16バンキッシュもそう。ああ,いまだに使ってない19バンキッシュがありますが,ストラディックが寿命をむかえたら交換する,ということでいいっすよね。
あとは,最近のベイトモデルはやたらとハイギアばかりクローズアップされて,従来からの6.3モデルがクローズアップされないのはなぜなんだろう... 中古になると本当に少ない。正直いって,XGだと自分では使い道が限定されすぎて購入する気分になれないのだ。
実は,このスコーピオンだって最初は中古で検索していた。ところが,新品がわずか1000円UPで買えるならと即決したのである。
しばらくはベイトリール,こちらのスコーピオンをメインにしよう。
それにしても,「アタリ」モデルってやっぱりあるんだなあ。ハンドルノブを見たらグリスが新品そのもので,長期保管されていなかったことがすぐにわかったもの。
そうそう,この70スコーピオンには「隠しネジ文化」がほとんどないのが実にいい。1年後のOHも楽しみだ。
ネジがしっかり見える。これこそシマノの良心です。
平ネジじゃない。アルデバランMGLは非常に面倒な機種だったからなおさら高評価。