見失った幼虫がこんな場所でサナギマンに。
アゲハの幼虫シリーズ
もう,カテゴリーにしてもいいかと思うぐらい書いているが,専門家ではないのでそこまでは書けない。
最終的に2匹が青虫になっていた。ともに動きが活発で,おそらくは「幼若ホルモン」が体内に満ちてきたと思われる2日間ぐらいは見失っていた。
こんなところに,というところに移動していた。やっぱりカワイイな。
キンカンから数メートル離れた,しかも人間的には「危険」だと思われる濡れ縁に居たのにビックリ。あまりにもカワイイが,雨戸に挟まる恐れすらあり,またもや人力でキンカンに戻した。
そして1日経つと2匹とも居なくなっていた...。正直「今回も,小鳥にやられたか」という思いになっていたが,1匹目は上記「資源ごみ」のカゴでサナギマンになっていた。
この資源ごみのカゴ自体,毎週火曜日には動かすので安全ではない。しかし,小鳥からあえて目立つような場所にする。意外すぎて小鳥は近寄れない。なにより人間がちょくちょく手を出す場所なので,おそらくアゲハの幼虫は「その光景を」キンカンから見ていて,学習した可能性も否定できない。
さらにビックリしたのが次の場所。
さらに縁側の下にも1匹。これは天才だ。
おそらくは,幼虫が下見していた場所。アゲハの幼虫,おそろしく周囲を観察して「安全な場所」を探しているのだろう。
だが,冷静には,10匹以上が孵化したが2匹がサナギになっただけ。やはり,生まれたての頃に小鳥にやられている可能性が非常に高い。カマキリも来訪していたが,カマキリの食欲からしてそんなに一気に食べきることはないだろう。
一方で,邪魔物として「カナブンもどき」(おそらくはコガネムシの一種)を踏み潰し,蚊に至っては容赦なく叩き潰す。煙で燻すことなど誰でもやっている自分がいる。
それにしてもだ。
昆虫の生活力というか能力はやはりスゴイ メトロリバーでは多くの昆虫に出会い,イトトンボがほぼ海のような下流域にいるかと驚くし,中流域の清流ではアオスジアゲハの素晴らしい美しさに見惚れることが多々あるが,季節感がやはりしっかりわかるのが水辺であり河原だと感じている。
子供の頃から昆虫が好きだ。よく考えたら,釣り以前に昆虫が好きだ。自分に危険が及ばないなら好きだ。
さあ,この2匹がさりげなく成虫になるかどうか,そこは神のみぞ知る,というところだろう。
お盆休みなどまったくない生活が30年以上。夏季休暇はあるが,2021年は仕事以上にコロナの影響で遠征場所・日程が決めにくい状況になっている。どうしたものだろうか。