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暇だったのでOHをした。
いや,それは語弊があるかもしれない。指を怪我しているのでOHをしたのだ。さすがに竿は振れないからなあ。
ダイワSS-SV。この機種も紛れもなく「ジュラルミンギア」搭載モデル。それゆえにグリス切れが異常に速い。07メタマグと同じような速度で蒸発していくのがわかるほどである。
今回は精密ドライバーにて一気に分解。いや,やっぱりまだまだ未熟で,ワッシャーの順序を間違えると大変なことになるので慎重にトレイに並べていく。
やはりである。ギア本体からは蒸発している。そして,ローラーベアリングの汚れが酷い。これが巻き心地があまりよくない理由だろう。
まずは汚れを拭き取る。ローラーベアリングには一旦洗浄液を吹きかけて綿棒5本ほど消耗。本体も綿棒5本ほど消耗。
さて,今回はダイワ純正グリスを使ってみよう。あの「シュルシュル音」を確実に消すことができるはずである。
メインギアにはいつもの通りABU純正を使用。そして,ピニオンギア周囲のベアリングと茶色いシャフトにダイワ純正グリスを吹く。
組付けは07メタマグよりも簡単。フタを締めるときに,バネがビヨヨーンって抵抗しないからね でも,クラッチのバネにはグリスをつけて落ちないようにする。おっと,ローラーベアリングにはダイワ純正グリスを吹いておこう。
ワハハハハハ。ついに完成。シュルシュルしないぞ。
2016年に使い始めたSS-SV。ダイワ特有の症状に戸惑ったが,仕組みを理解すればどうってことはない。まあ,毎日のように考えて,試行錯誤したけどね。
さて,これでGWの釣りが楽しみになってきたぞ。