写真のフジ「フックキーパー」が発売されていったい何年経過するだろう
発売されたとき,「これでリールに傷がつかない」「面倒なツネキチのオモリを留められる」と嬉しかったし,釣友と競ってカラー違いをつけていたものである。
だが,このフックキーパーには短所もある。いわゆる「諸刃の剣」というわけで,長所が短所にもなるという製品である。
止めやすい反面,ガッチリ固定はできない。まあ,こんなところは誰でも「ゴム輪」で止まっているから想像に難くない話である。
問題はスピニングである。ズバリ写真の位置にしないと「ライン放出の際にひっかかって大変なことに」なるからご注意頂きたい。
ベイトはその点比較的自由である。
その違いは,「スピニングのライン放出がローソク型」「ベイトは直線型」であることに由来する。
Kガイドになってライン放出がかなり改善された20ZODIAS。長所ばかり感じているので初代モデルを使う気分にならない。そのぐらい1世代でスピニングは進化した。
反面,ベイトの進化はそうでない。たしかにカーボンモノコックの感度を実感するが,感度がいいから釣れるなんて単純なものではない。
ちなみに,このフジ以外のフックキーパーも当然試している。ダイワやコーモランだ。だが,自分では「短所>>長所」となってしまい,このフックキーパーを使っている。
それにしても,この商品も最初はかなり格安だった記憶があるが,最近は高くなっただろうね