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「 憲法記念日 」 の今日、あちこちの番組で憲法96条の改正について放送されていた。
この件は、地方議員を2期 8年の経験者として言わせてもらいたい。
憲法96条の改正についていろんな議論が交わされているが、
憲法は、時の権力者にの胸三寸でコロコロと変えられては困るものである。
まして現在のように政局が安定しない時代においては3分の2の特別議決は必要である。
与党も野党もこの案件ならば、 「 賛成だ! 」 という3分の2の賛成で可決するわけであるが、
これが2分の1では、与党一辺倒で可決してしまう危険性を秘めているので、
国民にとって乱暴な改正になりうる可能性を秘めた憲法となるだろう。
国の法律 ( 憲法 ) を変えるという事は、
地方の条例を変えるような気持ちでやって欲しくないということである。
憲法は、特定の者や団体のための差別優遇ではなく、
広く 「 国のため、国民のための法律でなければならない。 」 と思っている。