
栗間島 「 スムリャーミャーカ 」

来間集落の南約800mにあるスムリャーミャーカは、来間島の古式床式墳墓である。
スムリャーミャーカとは、島の長間家の墓ということで、
古くは来間大殿ミャーカ、最近ではグンソーミャーカとも呼ばれ、
大正時代まで使用されていたという。
この墳墓の中央には一枚の珊瑚石灰岩の平板板がかぶさり、石室は3室になっている。
横は9m、縦が6.5m、高さが2.3mである。
副葬品のなかには15世紀ごろの中国の青磁片も見つかっていることから、
そのころに造られたのではと見られる。
(県指定文化財)