洲鎌公民館の南方300mほどの所に、二つの鳥居と石灯篭、拝殿、本殿がある。
地元では 「 津野瀬 ( ツヌジ ) 御嶽 」 と呼ばれており、
町民や島外からの喜捨によって昭和53年に立派な社殿が出来てから、一般の参拝者が多くなった。
祭神は母テダの生んだ十二の神々のうちの大主ヌ主豊見親を祀り、学問、航海、豊作の神とされる。
下地神社はここから約1キロの海岸寄りにある赤崎御嶽の中取り ( 遥拝所 ) である。
下地神社では、旧暦6,8,10月の庚午の日に例祭があり、宮古各地から参拝者が訪れる。
また、11月の 「 こもり御願 」 には、ツカサたちは赤崎御嶽で祈願し、
2日目から下地神社に七晩も泊り込んで祭事を行なう。
一般の人も酒、洗米、菓子を供え、大主 ( 豊穣 ) をもたらすよう祈願する。
所在地 : 宮古島市下地町洲鎌