





橋の手前にある 「 布田保之助の像 」

所在地 / 熊本県山都町長原 ・ 城原
架橋 / 嘉永7年 ( 1854年 )
石工 / 宇市 ・ 橋本勘五郎 ・ 甚平 ら総数41名
長さ / 77.5m
幅 / 6.65m 高さ / 21.59m
■ 国指定重要文化財 ( 九州遺産 )
通潤橋は上部に3本の水道管を通し、逆サイフォンの原理を利用して高地の白糸大地に水を送る橋で、
矢部手永の惣庄屋の布田保之助 ( ふたやすのすけ ) が水不足に悩む住民を救うために尽力し、
架橋したものである。
現在も約100ヘクタール以上の水田を潤し続けている。
今も布田保之助にまつわる話が多く残っている。
なかでも雨桶から逆サイフォンの原理を思いついた話や、
橋に最初に水を通す際に白装束姿で短刀を懐に忍ばせていた話などは有名である。
橋を眺めているとこの架橋に関わった人々の熱い思いが伝わって来るようであった。
通潤橋へのアクセス
通潤橋へは、山都町(旧・矢部町)の中心街を右に200mほど入った所にある。
駐車場は無料で約160台可能である。