「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県の文化財 「 伊江島鹿の化石 」

2014-01-21 06:13:41 | 沖縄の文化財



断崖の中腹にある半洞穴になった遺跡






伊江島鹿の化石
The fossil of Iejima-Shika ( deer )


( 県指定史跡 )
Prefectural Historical Monument

指定年月日 : 昭和 31 ( 1956 ) 年10月19日 
Designaed Date : October 19,1956
所在地 : 沖縄県国頭郡伊江村字 リリーフィールド内
Location : Rele field ,Ie-son,Kunigami-gun,Okinawa-ken



伊江島鹿の化石は伊江島の北海岸のリリーフィールド内にあり、
高さ約20mの断丘崖の中腹に形成された半洞穴の遺跡である。
昭和11年(1936年)に徳永重康は、洞穴で発見した鹿の化石の中に
加工された叉状骨製品が含まれていた。
そのことから、この遺跡を日本最初の旧石器時代の遺跡として学会に発表した。
しかし、近年では叉状骨については加工されたものではないとの見方もある。
戦後、同じ場所から旧石器時代の人間の頭骨片と数個の打製石器が見つかっている。
この遺跡は我が国の考古学研究史上においても貴重なものである。


The site is formed in a semi-cave halfway up a 20m.
high terrace whichis located at Rele field the noth seashore of the island.
The spot was presented as the oldest historic site of the Old Stone Age in Japan at a scientific
society by Shigeyasu Tokunaga because processed V- or M-shape bone objects had been
found in the fossils.
After the war, pieces of a human skull and several chipped stone tools were discovered there.



沖縄県嘉手納町 「 嘉手納港第二号灯標 」

2014-01-21 06:12:41 | 沖縄の灯台








灯台表番号 / 7100.52
ふりがな / かでなこうだいにごうとうひょう
標識名称 / 嘉手納港第二号灯標
所在地 / 残波岬灯台(沖縄県中頭郡読谷村)の南南東方約9.3km
北緯  / 26-21-34 
東経 / 127-44-13
頭標 / 赤色円すい形頭標1個付
塗色 / 赤色
灯質 / 群閃赤光 毎6秒に2閃光
光度 / 実効光度 26カンデラ
光達距離 / 3.5海里
平均水面上~頂部の高さ / 5.1m 
平均水面上~灯火の高さ / 4.9m 
業務開始年月日 / 昭和62年10月1日
光源 / LED(発光ダイオード)
電源 / 自然エネルギー(太陽電池)




琉球泡盛 『 与那国 』

2014-01-21 06:11:41 | 泡盛 ・ 焼酎 ・ 酒








昨日は大寒だったにも関わらず、日中の気温が15度になるほど温かく、
降水確率が70%だったが雨に遭うこともなく順調に進んだ。
こうして仕事に励んだ日のお疲れの仕上げは 「 泡盛 」 である。

与那国島の崎元酒造の 「 与那国 」 は、爽やかな香りがあり、
それでいて厚みのある味わいがある。


与那国島の中でも一番古い酒造所が崎元酒造で、
昭和2年に農業を本職とした17人の出資者が共同の酒造所を設立した。

しかし、農業が盛んな与那国島では酒造はあくまでも副業的で、
昭和40年代に入ると出資者はわずか4人となっていたという。
このままでは酒造所の崩壊とともに、島に残る花酒文化までも失いかねないということから、
先代の崎元初が名乗りを挙げ昭和46年に崎元酒造所として独立。

平成18年の4月にティンダハナタの頂上付近に酒造蔵を新規移転し、
今では八重山諸島の小さな蔵元にしか残っていない、
泡盛600年の歴史を伝承する昔ながらの古式地釜蒸留機を使用し、
少人数で伝統的な手造り製法でお酒を造り続けている。