「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

馬の詩より ・ 「 君は走る 」 メジロマイヤー

2016-02-02 08:14:11 | 馬の詩 ・ それぞれ...




















 「 君は走る 」   メジロマイヤー 



メジロマイヤーよ
君の名を見るたびに思い出す
メジロマイヤーよ
君の姿を見るたびに思い出す
あの風花舞う きさらぎの日
ともに走った
セイウンマグマラシを

君の勝利の日
マグマラシの灯は消えた
だけど 君は走る
真っ直ぐに前を向いて走る
若くして逝った友の分まで



第8位 みずがめ座 ・ 今日のラッキーポイント 「 童謡 」

2016-02-02 06:01:01 | 今日の占い ・ 二十八宿とコトバ

      このところスッキリしない天気が続いている。
      例に違わず今日もそんな天気だ。
      そんな今日の順位は8位で、
      ラッキーポイントは、
       「 童謡 」 である。

      周りを意識し過ぎて失敗?
      あまり意識せずマイペースで行きましょう。


長崎県新上五島町 「 カトリック中ノ浦教会 」

2016-02-02 02:22:22 | 教会































中ノ浦の 「 ルルド 」










小さな入り江に中ノ浦教会は静かに溶け込む対岸からの風景が絵画的で美しい。
中ノ浦地区の信徒の祖先は、寛政年間に外海の黒崎村から移住して来たキリシタンだが、
現在主任教会のある桐古里が、伝道師ガスパル下村与作の出身地であったことから、
明治の始めに五島崩れで迫害が厳しかったところのひとつでもある。

中ノ浦教会は、 ( 大正14 ) 1925年に建立され、
後から増築された鐘塔を持つが、特別な装飾がなく、
シンプルな重層屋根の木造の教会である。
内部はシンプルながらも、主廊は折り上げ天井になっており、
祭壇部が漆喰仕上げのリブヴォールト天井で、
主廊と側廊の間の壁面に、五島のシンボルである椿のような赤い十字架植物と、
緑の葉のデザインがダイナミックに配置されて、
一度見たら忘れられない印象的な教会である。


この教会は、下五島の久賀島の今は廃堂となった
細石流 ( さざれ ) 教会堂 ( 鉄川与助設計施工 ) とよく似ている。
細石流は久賀島の信仰の拠点だったところで、
激しい弾圧を経験した信徒たちの「五島で一番美しい聖堂を造りたい」という願いを
形にしたもので、頭ヶ島教会に次いで、
鉄川与助が取り組んだ折り上げ天井の木造の教会だった。

この中ノ浦教会の設計施工は不詳だが、
水辺に教会堂が写る一帯の風景は、誰もが心なごむ美しい光景である。


所在地  / 長崎県新上五島町宿ノ浦郷中ノ浦

教会の保護者  / おとめ聖マリア


長崎県佐世保市世知原町 「 尾崎橋 」

2016-02-02 01:36:07 | 長崎の石橋












































所在地  / 長崎県佐世保市世知原町   佐々川
橋長  / 6.7m   橋幅  / 3.6m   
橋高  / 9.0m
架橋年 / 明治30年 ( 1897年 )


尾崎橋は佐々川の本流の中でも 「 蛇渕 」 と呼ばれる険しい渓流に架かる橋で、
交通量は少ないが現在も現役の橋として活躍している。
橋の両側は10m前後の急峻な断崖絶壁で、架設上の困難が偲ばれる。
両岸の断崖上部を加工して橋台とし、
輪石には砂岩でなくて安山岩系の石を使用するなど、
伝統的な石橋の構築技法に従っていることが観取され、
工事の困難の故か目地モルタル補修も無く、
橋面はともかく橋全体は創架時の状態を良く保っている。
現時点では世知原町内で最も古い橋といえる。