「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

東京パラリンピックを目指して頑張れ! 「 常石勝義 」

2016-02-13 18:36:41 | スポーツ



タケイチケントウと常石勝義 ( 小倉日経オープン 2000.8.20 )





今日、NHKの 「 アスリートの魂 」 で、
障がい者馬術で東京パラリンピックを目指している元騎手の常石勝義君が出ていた。

常石勝義は、1996年3月に中尾正厩舎所属でデビュー。
同期に福永祐一、和田竜二や中央競馬の女性騎手のひとりである
増沢由貴子 ( 旧姓・牧原 ) らがいる競馬学校花の12期生のひとりである。
初騎乗は1996年3月2日、中京競馬第5競走のタニノレセプションで16頭立ての7着だった。
初勝利は翌週の3月10日、中京競馬第2競走で同じくタニノレセプションに騎乗してのものであった。

デビューからの約5か月で12勝を挙げていたが同年8月4日、
小倉競馬場でのレース中に落馬事故を起こし脳挫傷で意識不明の状態に陥る。
しかし奇跡的な回復をみせて翌1997年に復帰し、
同年の小倉3歳ステークスでタケイチケントウに騎乗し重賞初勝利を挙げた。

平地だけでなく障害の騎手としても活躍し、
2003年には中山グランドジャンプでビッグテーストに騎乗しGⅠ(J・GI)を制覇した。

しかし2004年8月28日、小倉競馬場で行われた豊国ジャンプステークスでふたたび落馬。
脳挫傷、外傷性くも膜下出血、頭蓋内血腫を併発し、
意識不明の重体に陥ったが昏睡療法 ( 筋弛緩剤などの薬物投与により
脳への負担を減らして回復を促す治療法 ) が功を奏し、1か月で意識を回復。
翌2005年には木馬に乗って騎乗トレーニングができるまでに回復した。

その後もレース復帰を目指してリハビリを行っていたが、
度重なる脳外傷が原因で高次脳機能障害と診断されたことから
復帰を断念せざるを得なくなり、
2007年2月15日に同年2月28日付で引退すると日本中央競馬会から発表され、
2月24日、同期の福永、和田騎手らの計らいにより阪神競馬場で引退式が行われた。
JRA通算82勝。

JRA所属騎手では2009年には石山繁、
その翌年の2010年にも塚田祥雄が常石と同じく落馬による脳挫傷により
引退を余儀なくされてしまい3年間で3人が落馬・脳挫傷で騎手が引退する事態となった。

石山君といえば、サイコーキララだけど、
常石君はやはり、最初の重賞をプレゼントしてくれたタケイチケントウだろう。
最初の復帰のあと、小倉競馬場で開いたボクの個展会場から
パドックへ続く通路で常石君にバッタリ会って、
「 常石くんオースミコスモで優勝おめでとう! 」 というと、
「 ありがとうございます。 」 と、元気な返事が帰って来たのを憶えている。

大好きな馬で命を奪われそうになったが、
その大好きな馬で新たな夢に向かって頑張っている。

頑張れ!常石。頑張れ!石山。


第10位 みずがめ座 ・ 今日のラッキーポイント 「 香水 」

2016-02-13 07:01:01 | 今日の占い ・ 二十八宿とコトバ

      暖かい朝を迎えたが、
      外は雨。
      そんな今日の順位は10位で、
      ラッキーポイントは、
       「 香水 」 である。

      マイナス思考で意気消沈?
      深く考えすぎず深呼吸をしよう!
      

沖縄県那覇市 ・ 壺屋小学校 「 壺屋陶器まつり 」

2016-02-13 02:24:25 | 沖縄
























































「 壺屋陶器まつり 」 は、毎年11月の勤労感謝の日の前後に
那覇市立壺屋小学校で開催される焼物のお祭りである。
沖縄県内の約30の工房が集まり、
取り皿や花瓶などの生活雑貨からシーサーまで、
様々な壺屋焼の作品を展示販売されている。
窯元による展示即売は2割引以上で購入できるのでお得なので、
今年もこの日に合わせて沖縄へ行こう。

壺屋焼 ( つぼややき ) とは、
沖縄県那覇市壺屋地区及び読谷村その他で焼かれる陶器の総称で、
琉球王朝時代から330年以上の歴史があり、
登り窯を中心に灯油窯やガス窯なども用いながら
伝統の技術と技法を受け継いでいる。

やちむんは、ぼちぼち気が向いた順番から紹介していきたいと思っています。


福岡県豊前市 ・ 畑の冷泉 「 水神社の大楠 」

2016-02-13 01:23:13 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣


























名称 / 水神社の大樟 ( すいじんしゃのおおぐす )
名称の典拠  / 現地の案内板
樹種  / クスノキ
樹高  / 24m
目通り幹囲  / 8.5m
推定樹齢  / 830年
所在地の地名  / 福岡県豊前市畑

豊前市指定天然記念物 ( 1988年4月11日指定 )


環境省巨樹データベースには豊前市からの報告は1本もない。
では、巨木は無いのかというと、そんなことはない。
天然記念物に指定され、他に誇れるようなクスノキ巨木が3本もある。
そのうちの1本が樹齢230年の 「 水神社の大楠 」 である。
角田川 ( すだがわ ) 沿いに長く延びる大字畑の水神社境内に立っている。
クスノキそのものも素晴らしいが、
この大クスよりも、その根元から日に千トンもの豊富な湧水が出ることで知られている。
 
この水は 「 畑冷泉 ( はたれいせん ) 」 と呼ばれ、
遠近からの水汲みリピーターが絶えない。
挨拶もそこそこに、クスノキには目もくれず、
多くの容器を並べて水汲みに没頭している。


長崎県佐世保市江迎町 ・ 江迎風景 「 町並み 」

2016-02-13 00:28:07 | 写真






   旧江迎町役場から、
   西木場に向かう道の登り口に公園がある。
   そこから江迎の町並みが一望できる。