「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県名護市屋我地島 ・ 琉球競馬 「 済井出 ( すむいで ) 馬場跡 」

2016-02-27 04:27:48 | 琉球競馬










かつての馬場跡の一部が残っている












馬場の手前500mほどの所にある 「 済井出ビーチ 」





屋我地島に渡り、済井出ビーチで 「 ンマーハシラセ 」 のことを訊ねると、
「 聖ルカ保育園と市営住宅の間にあるから 」 と、そこまでの道を教えてくれた。

今でこそ、名護の真喜屋から奥武島、奥武島から屋我地大橋で屋我地島へとつながり、
さらには屋我地島の運天原から今帰仁村の天底までワルミ大橋でつながり、
屋我地島は島のイメージが薄れてきたが、
屋我地島が単独の島だったころ、済井出で競馬が行われていた。
当時は、唯一のお祭りの催し物として行われていたと言われている。
そんな馬場跡が聖ルカ保育園の横に残っている。
そこには 「 済井出のアコウ 」 の大きな木があり、
ここで馬も人も涼を取って休んでいたのだろう。

馬場はアコウの木から直線で150mほどあり、幅員も20m近くある。
軽やかな馬のダクに酔いしれ、さらには島酒にも酔いしれて、
競馬の後はカチャーシーを賑やかに踊ったのであろう。


沖縄県名護市屋我地島 「 済井出 ( すむいで ) のアコウ 」

2016-02-27 02:10:32 | 沖縄



済井出馬場跡にある 「 済井出のアコウ 」


















屋我地済井出公民館の南側の前庭に生育するアコウは、
推定樹齢 150年、樹高8.5m、胸の高さでの幹の直径が約 1.5mある大きな木です。
地上50㎝の所で 3本にさらに上で 5本に分岐して洋傘状に、ほぼ円形に広がり、
その樹冠は最大径約 160㎡ ( 50坪 ) もあります。
その下は子供たちの遊び場、区民のいこいの場、そして祭りの場となっています。

4月から 5月にかけて、イチジク状の小さな実が熟れる頃、
メジロ、アカハラ、ヒヨドリなどが樹上をにぎわし、島の初夏をつげます。

アコウ ( Ficus superba Miq.var.japonica Miq. ) は、
時として個体によっては全体あるいは枝の一部が落葉し、
またすぐに新芽を出す現像がありますが、この木はこれがよく観察されます。
高木で多数の気根を発生しますが、
ガジュマルのように垂下して支柱根を形成することはありません。
和歌山以西の太平洋岸から、九州、琉球列島、台湾、南中国、
インドシナ、タイ、マレ-半島西海岸に分布し、
沖縄島ではおもに低地に生育します。
中でも済井出のアコウは大きさや容姿から、特に際立ったものといえます。


大分県宇佐市 ・ 宇佐風景 「 寒かった昨日の朝 」

2016-02-27 00:12:19 | 朝の風景とその他の風景





















最近は疲れて9時前に床に就くことが多い。

早出だった昨日は5時50分に家を出た。
トラックに乗り換えようと思ったら、
フロントガラスがパリパリに凍っていた。
フロントガラスの氷を溶かして、
いつものように日の出を見ながら現場に向かったが、
雨が降らない日は寒い日になる。
こんな天候不順がいつまで続くのだろうか。
そんな今朝も早出だ。