時雨殿
2006-08-29 | 京都
写真は、今年5月OB会で訪れた時雨殿(しぐれでん)のパンフです。
小倉百人一首の撰者、藤原定家が、嵯峨野山麓の山荘で撰集した地名が、ここ嵯峨野の小倉山だったので、小倉百人一首と冠されたと記されてます。(後年の形式を模した作品との区別する意味もあり)
「時雨殿なび」を使って(これは、いにしえとは、程遠い)、巨大カルタ遊び(順位発表あり)や、京都の空中散歩を床一面の映像で、体験できたり(写真下面)、百首のパネルに「なび」を近づけるとその歌の解説や朗詠が流れてきます。(写真上面) 「体感かるた五番勝負」(映像の歌人と対戦)や、水面に映った月が沈むまでに5つの謎を解く「謎解きの井筒」等のゲームは、我を忘れて楽しめました。
2階には120畳の大広間があって、本格的な朗詠が流れていました。廊下側には、歴代のかるたが展示されていて、古いものは、絵や、素材に味わいを感じました。つかの間のいにしえ人になった気分でした。