今日は、DVDとCD選り取り2枚1980円だった時に買った、「向田邦子の恋文」に関するお話です。
妹の和子さんが、2002年に書かれたものを、大石 静さんの脚本でドラマ化されたんですね。(放送されたかも・・)
山口智子さんが、邦子さんを演じてらして、なりきってる!って感じで、好演されてました。 驚いたのは、相手の男性を演じてたのが、大口広司さん (確かテンプターズというグループサウンズに居た方だと思うんですが・・・ドラム?)でも、意外と(失礼!)お上手でした。
森繁久弥さんも、お年なのにちょい役で出られてて、機木希林さん、岸本加世子さん等脇を固めてるという、亡くなられた演出家の久世光彦ファミリーの(これは、久世演出です。)世界でした。
向田さんが実際に密かに妻子ある男性との恋を育んでた過程が描かれてましたが、あの凛としたイメージの方の今まで感じ取れなかった、女の部分を見ることができました。
向田さん脚本といえば、「寺内貫太郎一家」が有名ですよね。あのポスターに向かって、「ジュリー~~~~!」といって腰を振る希林さん演じるおバーちゃんの場面は、今でも目に浮かびます。
「阿修羅のごとく」 人間の愚かさを辛辣に描いた向田ドラマの代表作だそうですが、私は若かったせいか、暗いイメージのドラマという印象しかないのですが・・・主題曲は、題名忘れましたが、ドイツの行進曲のようでした。
向田ドラマを見て感じること・・・「男は女にはかなわない」by太田光(爆笑問題) とおっしゃっています。