マイリビングダイアりぃ

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四月例会「音楽劇 わが町」

2013-04-20 | カルチャー 見聞

今日は朝から曇り空、予報も夕方から雨になっていたのですが、「晴れ女」と言われる(?)私でもちょっと無理かな?と思いながらも思案の末、今日の例会の「観劇」は、中途半端なの時間が勿体なくて、原付に大昔に子供達にプレゼントしてもらった「鹿島アントラーズのレインポンチョ」を載せて出かけてきました。


 今回は「音楽劇 わが町」です。1938年に米国で初演され「ピュリッツアー賞」を受賞、70年愛され続けたワイルダーの名作が2011年に音楽劇として生まれ変わって、交通が馬から車へと移り変わる20世紀初めの小さな町、「グローヴァーズ・コナーズ」のありふれた日常に散りばめられたかけがえのないものを問いかけながら、美しいピアノの調べとともに演じられていました。(因みに日本初演は「真珠湾攻撃」の1941年「文学座」だそうです)


「誕生 結婚 黄泉の国」というほとんどの人が経験する人生を「三幕形式」で描かれていたのですが、平凡だがかけがえのない日常のお芝居は、身振り手振りで表現されていて、「そうそう、そんな感じだよね~」と、ちょと現実と重なって、すんなり入り込みました。そして気の遠くなるような非日常の世界である「宇宙の営み」も同居していて、「黄泉の国」から生の世界を垣間見るヒロインの歌唱が胸を打って、三幕はちょっと痛切でした。幕切れ近くの「地球だけがあくせくしている。だから人間は16時間ごとの休息が必要だ」と「進行役」が静かに語られる言葉も印象的でした。


一幕がほとんど55分位あって、三幕が終わったときは5時前でした。思えば2時から始まって5時までの幕間の休憩時間にも私は、席から離れずじっと座ったまま3時間過ごしてしまっていたのです。


素晴らしい「コーラスと、独唱」の音楽劇だったせいか、ちっとも長く感じなかったんですね~。


余韻を胸に外へ・・あ~~~~雨がポツポツ、やはり載せててよかった・・と「ポンチョ」を着て原チャリで一目散、「晴れ女」も少しは利いてくれたようで、家に着いた途端に本降りになりました


 


 


 

コメント (2)
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