マイリビングダイアりぃ

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「画狂 葛飾北斎」(英雄たちの選択より)

2022-05-26 | カルチャー 見聞
録ってあった番組「英雄たちの選択」をやっと今日見ることができまして、過去ログで「北斎」の「赤富士」特集でもUPしてましたが、番組では、今年4月に見つかった作品が紹介されてたので見られた方も多いでしょうけど、ご紹介しますね。
これが見つかった絵師合作作品の「北斎」が描いた絵だそうです。
  北斎が習った「勝川派」の方3名の方含めて6名の合作だそうです。
   
  「北斎」の独特の描き方なんですね。
 「勝川春章」さんの弟子(19歳)時代、1年ほどで早々と、デビューされたようです
  師匠の目を盗んで、狩野派で習ったり、中国の作風に感化されて描いたそうです。
  自身でコンパスなどを使った画法を編みだして開花させていくんですね。
  39歳で描かれたものですね。意欲みなぎっているのが解ります。
 「曲亭馬琴」に出会ってから「挿絵」でさらに飛躍していくのです
  すごい迫力ですよね。
  「北斎漫画」が大人気になって有名になるんですね。
  
大英博物館が入手したという「万物絵本大全図」本来版刷りできなかったものは処分されるようですが、みつかったんですね。
 
 江戸で「版元」の火事があったようで・・刷ることができなかったから・・それが原因かもしれないということでした。
  緻密に描かれた(風物詩までも)「百科事典」、こうしてみることができて私たちはラッキーです。
 刷れなかったり、病気になったり、奥様をなくしたりで失意の頃に出会った「ベロ藍」という顔料が、「北斎」の創作意欲を刺激します。
 当時は「ベロ藍」で描くことがはやります。「英泉」は「ベロ藍」のみで描いているそうです。
  
「北斎」の「構図」が秀逸な「富嶽三十六景」ですが、「ベロ藍」の使い方を工夫して描いた作品が多いです。やっぱり目を引きますよね。
  
  何度見てもいいですよね。
  晩年に描かれた「祭屋台」の天井部分です。
 初めて見ましたが、亡くなる前の作品とは思えないほど意気込みを感じます。
 まだ描き足りないといわれて亡くなる前に書かれた「龍」の絵は自身を表しているといわれていますね。
まさに自らを「画狂」といった通りの人ですね。
コメント
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