旭山動物園名物、雪の中のペンギン散歩。堂々と歩くキングペンギンの中に、お顔の黒い王様が。
いえ、もともとキングの顔は黒いのですが、なぜかこの王様は特に顔黒に見えます。何王様でしょう。
じつは、ほわほわのヒナ姿から亜成鳥になった直後です。
注目ポイントは。
首のところに、ほわほわ幼綿羽がちょっとだけ抜け残っています。クチバシが上下ともまっ黒。オトナなら黄色いはずの部分が、色が薄い。脇の黒線が細くて目立ちません。
初夏の旭山、水浴びしながらシッポをツンツンするキング。お顔まっ黒じゃないけど、なんだか地味。
こちらも亜成鳥です。上のとは別の個体ですが、もう少し時間がたった状態です。下クチバシにピンク色が見えてきましたね。
そしてこちらがオトナの標準色キング。黄色オレンジが美しく、黒線もクッキリと太くなっています。
亜成鳥も、次の換羽でオトナと同じ色になります。