Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

乾杯、アルコールシャワー

2006-08-03 | その他アルコール
流体の補給について考察する。山小屋で雑誌を捲っているとカロリー別の効率の良い食事がピラミッド型に図示されていた。最上位にある液体を、我が意を得たりと、その後の体調維持に欠かさず補給した。

補給最の多いのがビールである。樽だしヴァイツェンまで、それも地元のフォルストブロイライ製造となると、躊躇する理由は無い。通常のビールも良い味で更にジョッキーが傾く。一日に1,5リッターは最低補給している。

ビールは、南チロル産でどちらかと言えば甘口傾向にある。ホップを抑えてモルトの甘みを出しているようで好ましかった。

それに劣らず、地元の赤ワインも毎晩三リッターほどは皆で注文しただろうか。白ワインを付け足すこともあった。赤ワインはカルテラゼーワインの一種であったが、どれも嫌な甘みはなかった。イタリア料理にはこれまた旨い。またグラッパを初めとするシュナップス類も適当に飲んでいる。

これだけでカロリーは十分に補給されている。反対にアルコールが翌日に残るような傾向は一切無く、これは飲料の質の良さを語っているのだろう。

そして今回は個人的に可能な限り、一リッターのハーブティーを寝床に持ち込んだ。勿論アルコール分解時の水分の補強であると共に、翌日の炎天下での効果的な乾き対策でもあった。これは功を奏したようで、長い夜の復寝を助けた。当然のことながら、価格の張るレモンつき紅茶を何杯も注文しないで良い経済的効果も大きい。

実際の炎天下での行動で十代以来最も汗を掻いたかと思わせる連日であったが、行動中補給する水の量は一リッターで事足りた。隊の中で最も体調の悪かった仲間が2,5リッターの水を担いで喘いでいるのと比べると対象的であった。その量はまさに「シャワーでも浴びましょうか?」と言わせたものである。

アルコールは、高所では良く回ると言うが、体調を壊して歯止めが効かなくなった意外あまり悪い経験はない。そのときも消化の問題やらで寧ろ内臓器官と交感神経に問題があったと回顧する。そうでなくて幾らでもアルコールがすすむと言う状況は大変体調が良い事を物語っているようである。

それにしても一日4リットル近い水分を補給しているのは、それだけ排出している訳である。
コメント (2)
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