Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

三ヶ月経った夏の終わり

2006-08-16 | 生活
近所の旦那の病気が再発したらしい。開腹手術をしたのは10年以上前になるから、再発とは言わないのかもしれないが。内蔵の癌ではあったのだろう。詳しくは敢えて聞いていない。

五月中旬に顔を見てから会っていない。その時は新築の家を案内してくれて、趣味だからと語っていた。病気の話も医者への信頼が大事だと言うことでそれとなく話題となったが、犬の散歩に歩くのも足取り早く元気そうだった。

どうもそれから二週間もしないうちに体調を壊したらしい。その間、家も綺麗に外壁が塗られて完成した。

歯の手入れのため糸を買いに薬局に行くと、旦那の奥さんがいた。年寄りの爺さんと話していたので、親戚の人かなと思っていたら違った。こちらに気がつくと、長く顔を見ないのでどうして居るかと言い、旦那が大病だと矢次早に言った。ある程度事情は分かっているので、大変驚いたが、逐一訊ねるのは気が引けた。

あれから三ヶ月経って、自宅で療養していると言うことは、外科的手術にも限界があったのだろうかと想像した。以前の手術後の回復が、痩せたとは言っても大変早かったので余計にその差が痛々しい。

奥さんの表情を見ていると徒事では無い事が分かるのだが、病気にはなにも出来る事が無い。旦那はまだ六十歳にもなっていない。なんとか、もう一度社会復帰出来る事を願って、宜しくと伝えて貰った。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする