ルッパーツベルガー・ライタープファードをじっくり賞味する。その青林檎の香りは、殆ど青林檎飴のように強いが、今は未だ完熟していない青臭さがある。そして、今は麹の味が残っている。だから、酸味がそれに包まれて、2006年産にあったような、若過ぎが感じられないのが特徴である。
だからといって、酸が弱いどころか芯があるような強い酸を感じる。林檎酸の含有率の相違であろう。つまり、半年前の2006年産の買いそびれの原因となった薄っぺらい印象が2007年産にはあまりない。また、酸の量自体は充分なようで、成長も期待出来る。新春には青林檎が熟してくれるかもしれない。
また石灰を含む土壌の個性から、口蓋にひろがる味覚の独特の個性を持つが、どこかクリストマン醸造所の変な味のルッパーツベルクのリンツェンブッシュ産の味を思い起させる。街道を挟んでいるとは言っても同じ斜面の上部と下部の違いであることを思い出させる。
昨年と価格は同じであるが、ガラスキャップからスクリューキャップに変わった。しかし内容はより以上のものであり、先ずは遅くとも二年以内に消費してしまうキャビネットであることを考えると、この経済的判断は頷ける。ガラスキャップには見た目以上の価値は無く、立派なスクリューカップの方が名門らしい趣が強い。
上位のカビネットをこれにて再びコルクにして貰うよう、今後とも店先や醸造親方などに働きかけていく所存である。五年しか保たないなら上等のキャビネットは必要なく、早飲みの廉いキャビネットなら二年も保てば十分なのである。それなら廉いスクリューキャップの方が合理的である。決して、ガラスキャップが悪いとは言わないが、適材適所充分に考慮の上使って貰いたい。
だからといって、酸が弱いどころか芯があるような強い酸を感じる。林檎酸の含有率の相違であろう。つまり、半年前の2006年産の買いそびれの原因となった薄っぺらい印象が2007年産にはあまりない。また、酸の量自体は充分なようで、成長も期待出来る。新春には青林檎が熟してくれるかもしれない。
また石灰を含む土壌の個性から、口蓋にひろがる味覚の独特の個性を持つが、どこかクリストマン醸造所の変な味のルッパーツベルクのリンツェンブッシュ産の味を思い起させる。街道を挟んでいるとは言っても同じ斜面の上部と下部の違いであることを思い出させる。
昨年と価格は同じであるが、ガラスキャップからスクリューキャップに変わった。しかし内容はより以上のものであり、先ずは遅くとも二年以内に消費してしまうキャビネットであることを考えると、この経済的判断は頷ける。ガラスキャップには見た目以上の価値は無く、立派なスクリューカップの方が名門らしい趣が強い。
上位のカビネットをこれにて再びコルクにして貰うよう、今後とも店先や醸造親方などに働きかけていく所存である。五年しか保たないなら上等のキャビネットは必要なく、早飲みの廉いキャビネットなら二年も保てば十分なのである。それなら廉いスクリューキャップの方が合理的である。決して、ガラスキャップが悪いとは言わないが、適材適所充分に考慮の上使って貰いたい。