掃除機を新調した。17年ほど使ったフィリップスのクリーナーは、半年ほど前から、部分欠損が始まっていた。開け閉めする蓋のヒンジ部分である。更に二月程前には、頭の小さなノズルも行方不明となった。ゴミと一緒に捨ててしまったのだろうか。
そのような状況から、新調しなければいけないことは覚悟していた。12月に入ってから、ネットで調べると利用者の製品評価のすこぶる良い商品が割安で提供されているのを見つけた。そうなると、どうにも落ち着かない。クリスマス前に売り切れないか、棚卸で在庫がなくなるのではないかと心配になるのである。
しかし、それほど投資した筈もないロイヤルダッチの商品でも、ここまでもてば決して悪くはなかった。千ワットの入力?は充分であり、横長であったので引きずり回しやすかった。ブランドイメージも悪くはなく、当時の超有名メーカーAEGやSIEMENSやMIELEなどと比較しても割安だったのだろう。見た目からして軽めであったのもブランドイメージに相当していて、反面耐久性にはあまり期待していなかった。しかし、交換の吸引袋なども廉く、モデル商品がドイツの大手小売チェーンから売り出されていてお徳であった。4フィルター方式で、排気のエアーも清潔な感じであった。
さて、今回の商品購入では、特に選定ポイントはなかったが、お買い得感のある評判の良い商品を探した。ジーメンスは、富士通ジーメンス以外はパン切り機やあとは見えない部品ぐらいで、この名門ブランドの商品を殆ど使っていない。恐らく、どのような商品も価格的に競合商品に比べて割高なのだろう。ネット評価も製品の仕上げが良いということで、割安商品の割には満足感があることを期待した。
配達された梱包は思いがけず小さくコンパクトに纏まっていた。その原因は、ノズルに繋ぐもっとも長い真っ直ぐなパイプ部分がアルミで出来ていて伸縮するアイデアだと分かった。その機能はネットで読んで知っていたが、現物を見ても良く分からなかった。何よりも通常以上に重くがっしりとしたそのパイプに驚いた。使う人の身長などに合わせた伸縮させる使い勝手は、使っていくと腰への負担などで都合が良いだろうが、それよりもその硬性は、今までの掃除機の印象とは大きく異なり、絨毯の上などでの動きが安定して気持ち良い。
そして何よりも、予想以上に音作りが出来ていて、回転系のジェットエンジンや機内のようなBMWの高級乗用車内の音作りを思わせる。電源でパワーを無段階に変動させれるので、絨毯向きの半分のパワーでかなり落ち着く。最大パワーまで吹かすと流石に音は大きいが、先ず最大パワーは殆ど使わないだろう。どれほど強力かと言えば、最大パワーでは絨毯の上で転がすことが不可能となるぐらいなのだ。
ノズルの先のブラシも掃除し易そうである。パイプの持ち手は握りやすく太くして、突起を刻んであるとあったが、この部分は明らかに大女向きで、ドイツ女性でも小柄な人には太すぎるような感がある。インターナショナルな取扱説明書になっているが、ドイツ語圏以外ではこの点から家庭ユーズでは評判は悪いかもしれない。
その反面、先頃失ったノズル二点セットは、蓋の内側に収納出来るようになっていて、失くすことも無く、いつでも使えるようにしたアイデアは大変気が利いている。
暫らく使用してみないと判らないが、不織布のゴミ収納袋はランニングコストを上げそうで、吸引能力が強いだけに直ぐに一杯になりそうな気がする。仕上げは悪くはないが、ヒンジ部分などはやはり注意しないとプラスチックの加水分解や紫外線で壊れ易いかもしれない。二十年もたそうとは思わないが、フランスの製品のように壊れてから本格的に使うような様にはなって欲しくないのである。
重量も見た目の堅牢さほど重くはなく持ち易い。ただ、引っ張ると転び易い傾向はありそうだ。最も複雑で壊れると面倒な部分が、電力調整を兼ねたスイッチ部分であろそうだが、今までは適当にスイッチを足で踏んでいたことを考えると、踏み難くなっているのでかえって長持ちするかも知れない。
取扱説明書を見ていると、人間や動物への使用には不適とあった。レースのカーテン向きにコントロールしたとしても、強力な吸い込み力は膿を吸い出すだけのパワーがあるだろう。
送料・税込みで82ユーロは、希望小売価格の60%割引と書いてある。
そのような状況から、新調しなければいけないことは覚悟していた。12月に入ってから、ネットで調べると利用者の製品評価のすこぶる良い商品が割安で提供されているのを見つけた。そうなると、どうにも落ち着かない。クリスマス前に売り切れないか、棚卸で在庫がなくなるのではないかと心配になるのである。
しかし、それほど投資した筈もないロイヤルダッチの商品でも、ここまでもてば決して悪くはなかった。千ワットの入力?は充分であり、横長であったので引きずり回しやすかった。ブランドイメージも悪くはなく、当時の超有名メーカーAEGやSIEMENSやMIELEなどと比較しても割安だったのだろう。見た目からして軽めであったのもブランドイメージに相当していて、反面耐久性にはあまり期待していなかった。しかし、交換の吸引袋なども廉く、モデル商品がドイツの大手小売チェーンから売り出されていてお徳であった。4フィルター方式で、排気のエアーも清潔な感じであった。
さて、今回の商品購入では、特に選定ポイントはなかったが、お買い得感のある評判の良い商品を探した。ジーメンスは、富士通ジーメンス以外はパン切り機やあとは見えない部品ぐらいで、この名門ブランドの商品を殆ど使っていない。恐らく、どのような商品も価格的に競合商品に比べて割高なのだろう。ネット評価も製品の仕上げが良いということで、割安商品の割には満足感があることを期待した。
配達された梱包は思いがけず小さくコンパクトに纏まっていた。その原因は、ノズルに繋ぐもっとも長い真っ直ぐなパイプ部分がアルミで出来ていて伸縮するアイデアだと分かった。その機能はネットで読んで知っていたが、現物を見ても良く分からなかった。何よりも通常以上に重くがっしりとしたそのパイプに驚いた。使う人の身長などに合わせた伸縮させる使い勝手は、使っていくと腰への負担などで都合が良いだろうが、それよりもその硬性は、今までの掃除機の印象とは大きく異なり、絨毯の上などでの動きが安定して気持ち良い。
そして何よりも、予想以上に音作りが出来ていて、回転系のジェットエンジンや機内のようなBMWの高級乗用車内の音作りを思わせる。電源でパワーを無段階に変動させれるので、絨毯向きの半分のパワーでかなり落ち着く。最大パワーまで吹かすと流石に音は大きいが、先ず最大パワーは殆ど使わないだろう。どれほど強力かと言えば、最大パワーでは絨毯の上で転がすことが不可能となるぐらいなのだ。
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その反面、先頃失ったノズル二点セットは、蓋の内側に収納出来るようになっていて、失くすことも無く、いつでも使えるようにしたアイデアは大変気が利いている。
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重量も見た目の堅牢さほど重くはなく持ち易い。ただ、引っ張ると転び易い傾向はありそうだ。最も複雑で壊れると面倒な部分が、電力調整を兼ねたスイッチ部分であろそうだが、今までは適当にスイッチを足で踏んでいたことを考えると、踏み難くなっているのでかえって長持ちするかも知れない。
取扱説明書を見ていると、人間や動物への使用には不適とあった。レースのカーテン向きにコントロールしたとしても、強力な吸い込み力は膿を吸い出すだけのパワーがあるだろう。
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