先日二時間ほどかけてセントゲリヒトと呼ばれる地所を歩いた。もともと、裁判所の建物を囲むように、二十世紀の初頭ダルムシュタット公がワイン作りに、新種の種をここで栽培したようである。
土壌的には特に特徴があるとは思わないが、そのような按配で適度な傾斜や西日の当たる地形は植物にとって好都合なのであろう。それに夜間の冷えも充分に期待できそうなのである。
下から見ると上部のシュテムラーやシュタインコップも一望出来るのだが、とそこを歩き出すと位置が分かりにくくなるのである。
さてそこで2006年に収穫されたリースリングを試してみる。第一印象は、赤ワインとも共通するあまり愉快ではないマティニーのベルモットのような土壌の味であるが、酸味がスモモの甘露煮風に甘みをもってひろがる。そして、口の脇に残る酸に再び舌や口蓋につく味に土壌の特徴が出るという感じである。
食事も燻製類などが合いそうである。飲み残しを飲むと上の特徴が強調される以外に、へこたれ方も比較的早い様子で価格6ユーロ60セント相当である。
山を一回りしてきて下から写真を取ろうとして、マンホールの上に乗り移ると、マンホールの蓋が見事にひっくり返る、その中に落下した、カメラを握りながら、何かにつかまると葡萄の棚の針金で手の甲の親指と人差し指の間に5センチ以上の擦り傷を負った。落ちた右足の脛を強く打ち、左足の片膝を立てると、下は十メートルほど深かった。幸い、何もそこに落とす事はなかったが、大変危険な撮影であったのだ。
土壌的には特に特徴があるとは思わないが、そのような按配で適度な傾斜や西日の当たる地形は植物にとって好都合なのであろう。それに夜間の冷えも充分に期待できそうなのである。
下から見ると上部のシュテムラーやシュタインコップも一望出来るのだが、とそこを歩き出すと位置が分かりにくくなるのである。
さてそこで2006年に収穫されたリースリングを試してみる。第一印象は、赤ワインとも共通するあまり愉快ではないマティニーのベルモットのような土壌の味であるが、酸味がスモモの甘露煮風に甘みをもってひろがる。そして、口の脇に残る酸に再び舌や口蓋につく味に土壌の特徴が出るという感じである。
食事も燻製類などが合いそうである。飲み残しを飲むと上の特徴が強調される以外に、へこたれ方も比較的早い様子で価格6ユーロ60セント相当である。
山を一回りしてきて下から写真を取ろうとして、マンホールの上に乗り移ると、マンホールの蓋が見事にひっくり返る、その中に落下した、カメラを握りながら、何かにつかまると葡萄の棚の針金で手の甲の親指と人差し指の間に5センチ以上の擦り傷を負った。落ちた右足の脛を強く打ち、左足の片膝を立てると、下は十メートルほど深かった。幸い、何もそこに落とす事はなかったが、大変危険な撮影であったのだ。