Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ヘドロ塗れになる午後の一時

2009-11-28 | 生活
元気になると、パンを取りに行くことも、陽射しの下を散歩しに行くことも出来なかった。一日中雑用に追われた。そして発病一週間になる。

朝から、事務仕事を片付けて行くうちに、午後に少しの時間が出来た。思いきって洗濯機の点検修理に取りかかる。Vベルト交換は全く問題ないのだが、その前に懸案のフィルターの塵取りをしようと思った。これが、水浸しになる可能性があってなかなか手をつけられなかった要因なのである。確か二年ほど前にはじめて執り行った時は、そのヘドロも凄かったが、水で床が水浸しになり、ヘドロ臭がバスルームに充満したのを覚えている。だから掃除の前にどうしても片付けておきたかった。

ミーレ洗濯機の取扱説明書が、まるで役所ドイツ語のように読み難い。その理由は研究してみないと判らないが、部分部分の名称の与え方がドイツ語に拘るゆえに現代人には判りにくくなっているに違いない。そうした部品自体を昔からのドイツ語で表現する難しさは、特殊な工業技術書のようだ。

それでも先ずは、水が溢れ出すのを防ぐために、水抜きの仕方が書いてあって、これを試みた。思ったように水は噴出してこなかったが、やはりヘドロ混じりの水が流れてくる。それを足拭きやトイレットペーパーなどで受けて、容器に入れて水気を抜いた。

そしてフィルターを回し開けるとやはり紙コップ一杯ぐらいは水が流れ出し、フィルターの周りの黒い紙のようになったヘドロが流れ出し臭いを発する。そして、そのフィルターをバケツにいれて洗うのだが、どんどんと不織布状にヘドロが剥がれてくるのである。それらをバケツで便器に流しながら、鳥の羽なども見つけて、羽根布団のカバーからとその出所が分かる。それにしても前回に掃除してからそれほど経っていないのにこれほどにフィルターリングされているとは思わなかった。

どれぐらい頻繁に掃除をすればヘドロ化せずに容易に掃除が出来るのだろうかと思うのだが、やはり水仕事であり面倒になって、次ぎは何時になることだろう。なんとか格子状のフィルターも綺麗になり、再び元へ戻す。

そしていよいよベルト交換である。手順は知れたもので、途中掛かってきた電話やらなにやらに邪魔をされながらも問題なく設置できた。さて、予想通り回転数は上がるのだが、浴槽の回転自体はやはり揺れが大きく、いずれはベルトを傷つけるようなことになるのではないかと想像する。浴槽の設置や器具の経年変化の問題をもう少し観察してみないと分からない。兎に角、洗濯干し時に脱水後の洗濯物の乾いた音が大分異なっているのに気がついた。



参照:
豚ステーキに揺り起こされて 2009-11-23 | 生活
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