「特別な民族」と日本贔屓のオリバー・カーンの戦前の予想は完全に裏切られた。当然のことながらデンマーク勝利を予想したのだが、フランス、イタリアに続いて急遽帰りの飛行チケットを用意しなければならなくなったデンマークチームの状況に失望している。
川島を評して、「それほど悪くないゴールキーパー」で、右へ左へと執念深い姿勢に自らを重ねてか「クレージーなタイプだ」と語る。
セットプレーを十分に活かした日本チームに対して、加齢で遅いデンマークが負けたのは、八年前から成長し続けている日韓両国チームを観ていてそれほど驚かないと言う。
一つ目でのフリーキックでの(壁に居た遠藤?)のフェイントで、彼に言わせると最初の重心移動の方向で、― たとえ故障上りでなくとも ― 流石のデンマークの名人キーパであっても取れないと、その先行失点の心理的影響の大きさを指摘して、その後のキーパーの不安定感を説明する。二つ目のそれの真ん中に作っている壁では駄目だと解説する。また三つ目の失点に関しては、トーマス・ゼレンセン自体は経験も十分で良いキーパーだが、元々ロングシュートには難があったのだがと。
この独第二放送の長谷部へのインタヴューでは、ドイツ語の質問の「AUSSCHLAGEN」が判っていなかったのは仕方ないだろうが、なんだかんだとドイツ語を使って答えるのは立派なものである。
なによりも、尻上がりに自信を付けて来ている日本チームとクレヴァーな戦略が決まる岡田監督の顔付きが俄然立派に見えてくるから不思議なものである。四年前とは大分異なる。なるほど病に倒れた前任者の教育も活きているのだろう。
参照:
戦犯探しに熱心な国民性 2010-06-19 | ワールドカップ06・10
スカンポンなカメルーン西瓜 2010-06-15 | ワールドカップ06・10
本能に従って進むもの 2010-06-25 | 料理
川島を評して、「それほど悪くないゴールキーパー」で、右へ左へと執念深い姿勢に自らを重ねてか「クレージーなタイプだ」と語る。
セットプレーを十分に活かした日本チームに対して、加齢で遅いデンマークが負けたのは、八年前から成長し続けている日韓両国チームを観ていてそれほど驚かないと言う。
一つ目でのフリーキックでの(壁に居た遠藤?)のフェイントで、彼に言わせると最初の重心移動の方向で、― たとえ故障上りでなくとも ― 流石のデンマークの名人キーパであっても取れないと、その先行失点の心理的影響の大きさを指摘して、その後のキーパーの不安定感を説明する。二つ目のそれの真ん中に作っている壁では駄目だと解説する。また三つ目の失点に関しては、トーマス・ゼレンセン自体は経験も十分で良いキーパーだが、元々ロングシュートには難があったのだがと。
この独第二放送の長谷部へのインタヴューでは、ドイツ語の質問の「AUSSCHLAGEN」が判っていなかったのは仕方ないだろうが、なんだかんだとドイツ語を使って答えるのは立派なものである。
なによりも、尻上がりに自信を付けて来ている日本チームとクレヴァーな戦略が決まる岡田監督の顔付きが俄然立派に見えてくるから不思議なものである。四年前とは大分異なる。なるほど病に倒れた前任者の教育も活きているのだろう。
参照:
戦犯探しに熱心な国民性 2010-06-19 | ワールドカップ06・10
スカンポンなカメルーン西瓜 2010-06-15 | ワールドカップ06・10
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