今日は大変暑かった。朝早く、スーパーに行くと、注目の売り子の女の子がやってきた。プロポーションと言い、そのシルエットと言い、ドイツ女性にしてはなんとも不細工なティーンエィジャーなのだが、愛嬌だけでなくはにかむ雰囲気などの気立てで注目株なのだ。それが今日はまたまた綺麗になっているので驚いた。化粧などに時間をかける様になったのだろうか、艶っぽくなって、これならば直ぐに良い若い男が現われるだろう。上手くできたもので、先ずは一安心だ。思わず「綺麗になったね」と、いつもの様に声を掛けるどころだったが止めた。職場ならセクハラになるのかも知れないが、結構一寸した知りあいに思わず声を掛けてしまう正直な習性がある。基本的には、誰でもある程度の信頼関係があれば、褒められて悪い気はしないものだ。
レジに行くと今度は、同じような年頃のブロンドの女の子が座っていたが、見た目の悪くない彼女も結構ぼこい顔をしている。それが、この朝から暑苦しい日に、胸元を広く開けているものだから、此方もポロシャツのボタンを緩めて、鯉の様に空気を貪る。丁度、レジの角度というか、あれは具合が良過ぎる。しかし、その胸元は大きさの割りに全てが重力に素直過ぎて、折角の若さが失われてしまう様でいけない。この暑さで敢えてだらしない緩い格好をしているのだろうが、やはりブラジャーで形を整えるか、少々金を掛けても魅せて欲しいものである。若い女性にこそ、シェープアップ代わりに運動をして、身体も心も引き締めて欲しい。ボーイフレンドを差し置いて要らんこと言うなと叱られるかも知れないが、言うまでもなく私の目がそれを語っていたに違いない。
そんなこんなで、夕立が来るまでが今年で最も暑い日々になりそうだ。集中力も落ちてきたので予てから気になっていたザイルの注文の準備をした。先ずはおさらいで登攀ザイルの種類やメーカーのコンセプトなどを読んで勉強する。何よりも困っていたのは用途に合わせた製品の調達であり、その点は流石に伝統あるスイスのメーカであるマムムートなどの説明は、此方の知りたい、シングルロープ、ダブルロープ、ツィンロープなどの現状の使い方が細かく説明してある。結局、先ず一本を使うにはシングルロープの細手のものが一番都合が良いと確信する。アメリカのメーカーのものを買うと思うが、メートル当たり53Gは、六十メートルでも3.18KGにしかならないから、嘗てのラップトップ並みの重さとなる。五百グラムでも軽くしたいのが我々の感覚である。軽い登山靴の重量であり、道具類もそうだが、五百グラムの食料となると結構食べ甲斐がある。
一番の問題は、しなやかにしてある直径比35%の外皮率で、普段の石切り場でトップロープなどで使う消耗なのだが、直径九ミリで使い難いから、「しめしめ、使用を倦厭されるに違いない」ことも計算に入れている。兎に角、人のザイルばかりを使っていて「買え買え圧力」が強過ぎて、かたちだけでも買っておかないと人間関係上すこぶる具合が悪い。此方は、使い方が異なるので、奴らと同じようなニシキヘビのようなものを購入する必要がないのだ。どうもそこが分からない者もいるようで、「今にみていろ、首を長くして、待っとけ」というと「新素材とか特別なもの買うのと違う?」と見透かされた。私が購入するザイルは、一体どんなものが奴らにとっくりと拝まさせてやらなければなるまい。意外に価格差は、その重量差の大きさに比べて大きくないような気もする。二割方軽くなっても、二割も高くならないのである。
レジに行くと今度は、同じような年頃のブロンドの女の子が座っていたが、見た目の悪くない彼女も結構ぼこい顔をしている。それが、この朝から暑苦しい日に、胸元を広く開けているものだから、此方もポロシャツのボタンを緩めて、鯉の様に空気を貪る。丁度、レジの角度というか、あれは具合が良過ぎる。しかし、その胸元は大きさの割りに全てが重力に素直過ぎて、折角の若さが失われてしまう様でいけない。この暑さで敢えてだらしない緩い格好をしているのだろうが、やはりブラジャーで形を整えるか、少々金を掛けても魅せて欲しいものである。若い女性にこそ、シェープアップ代わりに運動をして、身体も心も引き締めて欲しい。ボーイフレンドを差し置いて要らんこと言うなと叱られるかも知れないが、言うまでもなく私の目がそれを語っていたに違いない。
そんなこんなで、夕立が来るまでが今年で最も暑い日々になりそうだ。集中力も落ちてきたので予てから気になっていたザイルの注文の準備をした。先ずはおさらいで登攀ザイルの種類やメーカーのコンセプトなどを読んで勉強する。何よりも困っていたのは用途に合わせた製品の調達であり、その点は流石に伝統あるスイスのメーカであるマムムートなどの説明は、此方の知りたい、シングルロープ、ダブルロープ、ツィンロープなどの現状の使い方が細かく説明してある。結局、先ず一本を使うにはシングルロープの細手のものが一番都合が良いと確信する。アメリカのメーカーのものを買うと思うが、メートル当たり53Gは、六十メートルでも3.18KGにしかならないから、嘗てのラップトップ並みの重さとなる。五百グラムでも軽くしたいのが我々の感覚である。軽い登山靴の重量であり、道具類もそうだが、五百グラムの食料となると結構食べ甲斐がある。
一番の問題は、しなやかにしてある直径比35%の外皮率で、普段の石切り場でトップロープなどで使う消耗なのだが、直径九ミリで使い難いから、「しめしめ、使用を倦厭されるに違いない」ことも計算に入れている。兎に角、人のザイルばかりを使っていて「買え買え圧力」が強過ぎて、かたちだけでも買っておかないと人間関係上すこぶる具合が悪い。此方は、使い方が異なるので、奴らと同じようなニシキヘビのようなものを購入する必要がないのだ。どうもそこが分からない者もいるようで、「今にみていろ、首を長くして、待っとけ」というと「新素材とか特別なもの買うのと違う?」と見透かされた。私が購入するザイルは、一体どんなものが奴らにとっくりと拝まさせてやらなければなるまい。意外に価格差は、その重量差の大きさに比べて大きくないような気もする。二割方軽くなっても、二割も高くならないのである。