テプコが高濃度の核汚染水を漏出させた。これだけで幹部の首が飛ぶような強制捜査ものの業務上過失重大事故である。日曜夕刻の会見をちらほら見ていたが、案の上ネットで見る読売新聞の報道姿勢には驚かされる。
釜からの処理水45Tが海に流れているかもしれないとして、「東電は海への流出があるとしても少量と見られ、影響は小さいと見ている」と伝言をするだけでジャーナリズムの「中立」な使命が果たせると思っているらしい。
企業の歴史的理念として、「安全な原子力の将来」を求めることと、こうした事故報道の姿勢は全く異なっていてしかるべきなのだが、世界的に嘘つきとして信用の全く無いテプコの見解をそのまま伝えることはイデオロギー偏重報道以外の何ものでもない。
さらに会見でのアリバイの質問にもあったベーター線放出核子とガンマ線の被曝の相違を、まるで三月の事故直後にNHKの山崎記者の安全デマ解説のようなやらせ質問をしてテプコにデマ回答をさせているのである。
いったい何処の誰が、放出している廃液のガンマー線量を気に掛けているだろう?報道によって知らされる国民の多くはベーター線放出核子であるストロンチウムなどによる海洋汚染と海洋生物の汚染による自らの内部被曝にしか関心が無いのである。作業員の被曝に関しては社会的な問題であっても社会的な関心などではないのである。
立方センチあたり10の五乗の濃度ということは一般的な表示リットルあたりでは10の八乗というとんでもない汚染濃度になる。同じようにテプコは、いつもその検体計量の関係か、海水などの液体だけでなく気体でも高汚染領域では必ず立方センチメートルを使用する。しかしこれも、社会通念からすれば基本単位は立方メートルなので、必ず10の六乗を加算しなければいけない。
先日などは建屋上部のプルトニウム汚染量をして、立方センチメートル表示の10の何乗をさらにミリベクレル表示するなどして明らかにイメージの混乱を意図しているとしか思えない発表を繰り返している。既に日本の国民は放射線の汚染の数値に関しても殆ど馬鹿になっているのだが、こうした政治的な意図のある発表や報道は決して認めてはいけないのである。
温かい雨が降り続いているようなとても温暖な冬であるが、なぜか今年は早めに貝をスパゲティー・ヴォンゴレにした。価格2.99ユーロは、例年と変わりなくそれでもオランダ製とはなっておらず、同じ北海産でもドイツ産なのだろうか?安売りになる前の新しいものだったので比較的美味しく食せた。2011年産のグーツリースリングを惜しみなくたっぷりと掛けて、なかなか豊かな気持ちになれた。降雨のために運動が出来なかった分丁度良い昼飯となった。新鮮度には限界があるが、少なくとも茨城や福島周辺の貝などよりは遥かに安全な食品だろう。
追記:側溝に流れたものがそのまま海に流れる形になっているらしい。驚いたのは、危険な化学工場プラントなどでも雨水も含めてお椀型になっていて直接は排水が流出しない構造になっているのだが、原発ではそのような危険性がそもそも考慮されていないようだ。どうも連中に言わせると高濃度の核廃棄物は毒性が無いらしい。
参照:
安全デマ被害補償の一時金 2011-08-19 | マスメディア批評
新雪雪崩を起こすのは貝毒だ 2011-01-02 | 生活
寝正月で会得したことなど 2011-01-02 | 料理
貝毒なんかに負けてたまるものか 2010-02-10 | 料理
釜からの処理水45Tが海に流れているかもしれないとして、「東電は海への流出があるとしても少量と見られ、影響は小さいと見ている」と伝言をするだけでジャーナリズムの「中立」な使命が果たせると思っているらしい。
企業の歴史的理念として、「安全な原子力の将来」を求めることと、こうした事故報道の姿勢は全く異なっていてしかるべきなのだが、世界的に嘘つきとして信用の全く無いテプコの見解をそのまま伝えることはイデオロギー偏重報道以外の何ものでもない。
さらに会見でのアリバイの質問にもあったベーター線放出核子とガンマ線の被曝の相違を、まるで三月の事故直後にNHKの山崎記者の安全デマ解説のようなやらせ質問をしてテプコにデマ回答をさせているのである。
いったい何処の誰が、放出している廃液のガンマー線量を気に掛けているだろう?報道によって知らされる国民の多くはベーター線放出核子であるストロンチウムなどによる海洋汚染と海洋生物の汚染による自らの内部被曝にしか関心が無いのである。作業員の被曝に関しては社会的な問題であっても社会的な関心などではないのである。
立方センチあたり10の五乗の濃度ということは一般的な表示リットルあたりでは10の八乗というとんでもない汚染濃度になる。同じようにテプコは、いつもその検体計量の関係か、海水などの液体だけでなく気体でも高汚染領域では必ず立方センチメートルを使用する。しかしこれも、社会通念からすれば基本単位は立方メートルなので、必ず10の六乗を加算しなければいけない。
先日などは建屋上部のプルトニウム汚染量をして、立方センチメートル表示の10の何乗をさらにミリベクレル表示するなどして明らかにイメージの混乱を意図しているとしか思えない発表を繰り返している。既に日本の国民は放射線の汚染の数値に関しても殆ど馬鹿になっているのだが、こうした政治的な意図のある発表や報道は決して認めてはいけないのである。
温かい雨が降り続いているようなとても温暖な冬であるが、なぜか今年は早めに貝をスパゲティー・ヴォンゴレにした。価格2.99ユーロは、例年と変わりなくそれでもオランダ製とはなっておらず、同じ北海産でもドイツ産なのだろうか?安売りになる前の新しいものだったので比較的美味しく食せた。2011年産のグーツリースリングを惜しみなくたっぷりと掛けて、なかなか豊かな気持ちになれた。降雨のために運動が出来なかった分丁度良い昼飯となった。新鮮度には限界があるが、少なくとも茨城や福島周辺の貝などよりは遥かに安全な食品だろう。
追記:側溝に流れたものがそのまま海に流れる形になっているらしい。驚いたのは、危険な化学工場プラントなどでも雨水も含めてお椀型になっていて直接は排水が流出しない構造になっているのだが、原発ではそのような危険性がそもそも考慮されていないようだ。どうも連中に言わせると高濃度の核廃棄物は毒性が無いらしい。
参照:
安全デマ被害補償の一時金 2011-08-19 | マスメディア批評
新雪雪崩を起こすのは貝毒だ 2011-01-02 | 生活
寝正月で会得したことなど 2011-01-02 | 料理
貝毒なんかに負けてたまるものか 2010-02-10 | 料理